雨の日に多いトラブルは?
●電化製品の破損
雨の日といえば水。冷蔵庫や洗濯機は水に濡れた手で運ぶと滑りやすく、破損の事故も多いです。(ガイドも作業員時代一度洗濯機を大破させました。)破損の際の対応についてもあらかじめ確認しておくと良いと思います。
●湿気による家具の不具合
家具が雨に濡れる事により、引出しが開けづらくなったり、扉にきしみが出たりする場合が有ります。引出しの場合はしばらく干して乾燥させて、ロウなどを塗ってすべりを良くすれば直るようですが、まれに反ってしまって直りづらい事もあるようです。
●畳やカーペットのシミ
雨の中荷物をを運んでいると、避けて通れないのが水溜り。作業員の靴下が水浸しになる事も良くあります。フローリングは雑巾で拭けば良いのですが、カーペットや畳にシミがつく事があり、トラブルの原因になります。作業員の通路に新品のダンボールや、要らないタオルなどを敷いたり、対策が必要です。また、ダンボールは濡れると汚れやすくなりますので、雨の日の場合はカーペットや畳の上には搬入しない様にした方が良いでしょう。(置き場所にビニール等を敷いて置くと良いです。)
●ダンボールの底抜け
最近中古ダンボールサービスの業者が増えていますが、中古で弱ったダンボールが雨に濡れると更に弱くなります。重いものを入れたダンボールは、底を頑丈にテープ止めして置かないと底が抜ける恐れがあります。クラフトテープでなく、布のテープを使って十字やH型に止めると良いでしょう。
これからの時期、日程の都合でやむなく雨の中のお引越しになる方も多い事と思いますが、以上の点に気をつけて、悔いの無いお引越しにして下さい。
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