引越し/引越し関連情報

荷物破損の保証交渉(2ページ目)

引越し後に、荷物を開梱していたら割れたお皿が出てきた、家具を掃除してたら大きな傷がついていた等、破損の保証交渉の仕方をお教えします。

執筆者:山上 哲

箱の中身の破損

一番難しいのが箱の中身。箱に詰めている際から割れていた場合もありますし、梱包が不十分で通常の運搬に耐えられなかったと判断される場合も有ります。

作業員が目の前で落とした場合や、ダンボール箱に落とした跡やぶつけた跡が有る場合は、すぐに中身を作業員と一緒に確認する事をお勧めします。

後日、箱から出している時に発見された場合、どのような梱包状態だったのかが判る様に、割れた物だけでなく、その箱の開梱を中止して、そのままの状態で業者に相談すると良いと思います。

割れた物が入っていた箱に外傷などが有る場合は、そのままで見せた方が交渉が楽になります。すぐに業者に電話して見に来てもらいましょう。又、破損の際の申し立ては3ヶ月以内にしないと無効になりますので注意が必要です。ただ、実際は作業員が当日の事を良く覚えている間(2~3日中)に申し立てるのが望ましいです。

ポイント:割れた物が出てきたらそのままの状態で業者に見せる事が大切。割れた物だけを見せても保証されない事が多いです。箱に外傷が有る場合はそれも見せると尚良いです。

自分で箱に詰める際には、「誰が運んでも」「多少手荒い運び方をしても」割れないような梱包をする事が大切です。「割れ物」と書いておいても、箱の中の状態は作業員には見えません。「他人が運ぶ」と言う事をお忘れなく。

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