●午後便のリスク
なんと言ってもリスクが高いのが開始時間の遅延です。前述した様に、午前中の作業でトラブルがあった時に、かなり遅い時間まで待たされる事も有ります。「午後」といっても、ほとんど夕方~夜に近い時間まで待たされた、なんて話も聞きます。ご家族のお引越しの場合は覚悟が必要です。
作業員の疲れも心配です。手配していたトラックが大幅に遅れた場合、他のトラックで早く終った車を配車する事もあり、「今日3件目のお引越し」なんて作業員が来たら、疲れは隠せません。物損事故なども午後便のほうが多い様です。特に日の短い冬は、荷台が暗くなって物を傷つけられたり壊されたりする場合があります。
午後便で頼む場合は、「最悪で何時に来るのか」と、「遅くなったら応援を呼んでもらえるのか」と「事故の際の補償がしっかりしているか」を確認するのがポイントです。
●ガイドの苦い思い出
ガイドの作業員時代、引越し繁忙期には帰りが夜中の2時過ぎになった事も有ります。一件目は順調に終了。二件目に2時ごろ着いたものの、トラック三台分の見積りで、残り2台が来ない。(一件目のお客さんが新居に来なくて荷物を降ろせなかった模様)。トラック三台、作業員5名の予定の荷物を、トラック一台作業員2名で往復作業して終ったのが丁度深夜0時、会社に戻って深夜2時過ぎでした。その日は別の現場が皆遠く、ガイドの行った一件だけが離れていた為応援も来ず。
教訓:午後便頼むなら地元の業者さんが良いですね。
色々嫌な話もしましたが、ひとり暮らしで近距離のお引越しなどは、そんなトラブルになる事も少ないですので、格安の午後便はオススメです。一万円以上安くなることも有ります。
リスクを踏まえて、「午後便」ってお得?後はアナタのご判断にお任せします。
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