買い置き、作り置きをすることが多い一人暮らしですが、夏はちょっと注意が必要です。食中毒の対策についてお届けします。 |
「モッタイナイし、これくらい大丈夫」なんて食べたもので、お腹がアイタタタ…。楽しい約束がパーになってしまうだけならいざ知らず、一人暮らしで食中毒になんてなると、心細いし、しんどいし。おそらく私の経験からすると、食べても飲んでも苦しくて、ゆっくり休む間もなくトイレに駆け込まなきゃならない食中毒は、かかってしまうと風邪よりも大変なのでは…!? そんなツライ食中毒にかからないために、食事や料理の際に心がけたい注意点をお届けします。
=INDEX=
■ 賞味期限の切れた卵、あなたなら食べる?
■ 夏に起こりやすい細菌性の食中毒
■ 食中毒を防ぐための7つの注意点
賞味期限の切れた卵、あなたなら食べる?
特に、この季節は短時間でも暑いところに置きっぱなしにしていたり、生ものを触った手で直接触れたりすることで、賞味期限内のものでも悪くなっている可能性が少なくありません。私自身もそうなのでエラそうなことをいうのは気が引けるのですが、一人暮らしをしていると、「せっかく買ったのにモッタイナイ」とつい無謀な(?)チャレンジを働いてしまいがち。でも、この時期だけはいつもより注意を払い、賞味期限や消費期限にも注目をするように心がけたいものです。
なお、消費期限というのは、品質の劣化が早い食品に用いられており、安全に食べられる期限ですので、この期間に食べきるのが基本。また、卵の賞味期限は生食で食べる場合を示しており、加熱すれば、賞味期限後も食べることができます。ただし、冷蔵庫に保管し、できるだけ早めに使い切りましょう。
夏に起こりやすい細菌性の食中毒
さっぱりとしたものが食べたくなる夏。奮発してお刺身を買うこともあるかもしれませんが、早めに食べきりましょう。残ってしまったら、そのまま食べるのはNG。加熱調理をおすすめします。 |
でも、案外知られていないのは、食中毒が腐った食べ物を食べたときだけに起こるわけではないということ。例えば、毒キノコを食べて体調を崩すのも食中毒のひとつ。冬に多いノロウイルスもそう。食中毒は特に夏場は注意する必要がありますが、夏だけに起こるものではありませんので、ご注意を。最近は冬場でも室内が温かいため、細菌性の食中毒も少なくないんだとか。
次のページでは、基本的な食中毒を防ぐための対策について紹介します。ニオイや見た目だけじゃわからないから怖いんですよ~。>>次のページへ