一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

雑貨を愛するガーリーな部屋を作る(2ページ目)

『フランスの寄宿舎みたいに暮らす』で取材をさせていただいた部屋が女の子らしい可愛さにあふれるスペースに大変身。素敵に模様替えされた様子をご紹介します。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

玄関は『見せる収納』で可愛い&使いやすい

ドア
ドアのガラスに和紙を貼って。奥から差し込む光が透けて綺麗です。
玄関を開けた瞬間に、まずぱっと眼に入ってきたのが奥の部屋へ続くドア。ガラスに和紙が貼ってあるだけなのですが、窓から差しこむ光にうっすらと透けて、とても楽しげな雰囲気を醸しています。これから見せていただくお部屋がますます楽しみになってきます。

さて、以前お邪魔したときにまずビックリさせられたポストの靴箱は健在。さらに、壁や靴箱の上の棚にはカレンダーや雑貨と一緒に、普段から使うアクセサリーや鞄、時計、鍵なども飾られています。ごちゃごちゃしてしまいそうな細かいものたちを、こんなふうに見せながら収納し、かつ使いやすくしておくのは、簡単そうで意外と難しいことのように思います。

玄関

以前も楽しげにディスプレイされていた玄関ですが、壁がより賑やかに。

靴箱の上   壁のディスプレイ
鍵、ピアス、リングなど、普段も使うアイテムが飾られています。使いやすい、見せる収納。   100円ショップのナチュラルキッチンのアイテムが多く使われています。値段に負けない可愛さです。

パリやベルリンのインテリアを目指して

テレビ台

あえてダークブラウンのテレビ台を選んだことに、最近のインテリアの趣向が表れているよう。


さて、続いてはダイニングキッチン。模様替えにあたってあまり大きな買い物はしていないそうですが、数少ない買ったもののひとつがテレビ台だそうです。「以前なら、たぶんインテリアのまとまりのよさを考えて、白いテレビ台を買っていたと思うんです。でも、今回はあえて茶色を選びました」とのこと。

そのきっかけは、海外に行ったときに見た建物や美術館、本などに刺激を受けたことにあるそうです。「例えば、パリのお部屋なのに、日本の扇子が置いてあったり、色や素材もバラバラなのによくまとまっていたり。私もそういうインテリアを目指したいなと思って」。確かに、以前のいくれさんのお部屋と比較すると、現在はさまざまな色が楽しげに散らばっています。また、雑貨も欧風のものもあれば、アジア風のものも。ただし、どこかチョイスするものに『いくれさん』らしさがあるのでしょうか。いろんなものがあっても、バラバラになってしまわないのがすごいところ。一歩上級者のインテリアへと歩み出したのかもしれません。

ちなみに、この上にテレビやオーディオとしても使えるパソコンを置くことで、これまで使っていたテレビとステレオを処分したそうです。ここは、いくれさんのお気に入りスポットだとか。

テレビ台の上   パーティション
テレビ台の上にはキラキラするミラーとしずく型のオーナメントが。いくれさんの部屋はただの白い壁がほとんどなく、楽しく飾られています。   ダイニングキッチンから奥の寝室を見通して。お客さんが来ても気にならないようパーティションが置かれています。
キッチン棚   水回り
食品は瓶や缶に入れ替えて、使いやすく見栄えもよく。外国製の紅茶の缶はパッケージがオシャレで捨てられず、棚に並べて飾っているんだとか。   キッチンアイテムが素敵。パステルカラーのまな板や、蝶の柄があるフライ返しなど、毎日の料理が楽しくなりそうです。

次のページでは、以前とは大きく変化を遂げた一室をご紹介します。キュートな雑貨があふれる宝探しのような楽しさです。>>次のページへ
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