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お部屋でポカポカ。足湯で暖房要らず!?(2ページ目)

ある冬のこと。一人暮らしの友人が「この冬、暖房を一度もつけずに過ごしているの」と言い出しました。その秘密はお部屋で楽しむ足湯にあるんだとか。身体の芯から暖まって、健康にもいい足湯についてご紹介します。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

お部屋で足湯を始めてみよう

バケツ
バケツや洗面器、それからお湯。これだけあれば、一人暮らしのお部屋でも簡単に始められます。
まず、足湯の準備から始めましょう。もしぴったりのものがなくても、何か家にあるもので代用できるなら、それでOK。気軽に始めてみるのが一番です。

洗面器orバケツor桶(自分の足が入るもの。深めだと、なおよし)
ポットorやかん
冷水
バスタオル
椅子(ソファなどでも)


浴槽に少しだけお湯を張って、ふちに座って足湯をするというのでもいいですが、冬のお風呂場は案外冷えるもの。できれば部屋でテレビを見たり、本を読んだりしながら、リラックスして楽しむのがおすすめです。

方法は簡単です。用意した洗面器などにお湯を入れて、40~42度程度、手を入れて「ちょっと熱いかな」というくらいが最適です。洗面器などの深さにもありますが、くるぶしまでつけられるのが効果的。ただ、浅いものでも決して効果がないというわけではないので、ご心配なく。

足だけでなく、身体全体がじんわり温まってくるくらいまで続けましょう。目安としては、10~20分程度。お湯が冷めてきたら、用意しておいたポットややかんから差し湯をします。やけどをしないように気をつけて。寒い季節ですぐに冷めてしまうのが気になるときは、ビニール袋やタオルで覆うのも手です。

そして、最後に足に冷水をかけるのが保温のコツ。「冷えてしまうのでは」と思うかもしれませんが、血管を収縮させ、体温を逃がさなくするんだとか。お湯と水を交互につける足湯の方法もありますが、これだとふたつ洗面器などを用意しなくてはいけないので、ちょっと大変。もし準備ができるなら、試してみましょう。 濡れた足をバスタオルでしっかりと拭いて、おしまい。これだけでビックリするほど、身体全体がホッカホカになります。ガイドも実際に体験し、その効果を実感! 詳しいレポートは次のページで。

香りとドリンクで、もっとリラックス

読書
ソファや椅子にゆったりと腰をかけて、テレビを見たり、本を読んだりしながら、リラックスして楽しんでください。
足湯をもっとリラックスして、ちょっぴりスペシャルな時間として楽しむのなら、香りと飲み物にこだわってみるのがおすすめです。

まず、香り。足湯にも入浴剤を使ってみませんか。足元からほんわり漂う香りが心もゆったりとさせてくれます。

入浴剤といっても、あえて買ってくる必要はなく、家にあるものでOKです。ガイド記事『いい湯だな~♪ 夏こそお風呂を楽しむべし』でも様々に紹介していますが、この季節なら、みかん風呂というのはいかがでしょう。食べ終わったみかんの皮を屋外で一日ほど干し、それを布袋などに入れてお湯の中に。柑橘系の香りは気持ちをしゃきっとさせてくれますよ。

そして、次に飲み物。足元がほかほか暖かく、良い香りも立ち昇る中、お気に入りの飲み物をゆっくりと飲めば、それだけで心も身体も癒されそうです。

飲み物は基本的に好きなものであれば、何でもいいと思います。でも、さらに健康面などの効果を期待するなら、ミネラルウォーターや緑茶、ハーブティーがおすすめです。個人的には美肌効果があるといわれるローズヒップティーがお気に入り。身体を温めながら、ビタミンをたっぷり取ると、より一層効果があるかも!?などと期待をしています(笑)。


次のページでは、ガイドが寒~い夜に足湯を体験。のんびり文庫本を片手にリラックスタイムを過ごしました。>>次のページへ
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