冷凍が難しいといわれる卵や、食べ切れなかったお菓子なども、冷凍を使って、上手に最後まで食べきる方法をご紹介します
卵の冷凍&解凍方法
卵は冷凍に向かない食材と言われていました。その理由は黄身と白身では性質が違うため、冷凍・解凍によって元のものとは違った食感になってしまうからです。しかし、ひと手間加えると、冷凍も可能。冷凍保存におすすめの卵の調理法も紹介します。■生のまま
卵は解きほぐしてからタッパーなどで保存。火を加える料理に使えば、味の変化をほとんど感じず、食べられます
普通の卵として使いたいときは、一度よく溶きほぐしてから、容器に移して、冷凍します。自然解凍すると、もとの卵液に戻るので、卵焼きや茶碗蒸しなどの加熱調理に使ってください。
白身だけであれば、冷凍解凍後も元に近い状態に戻るので、シフォンケーキなどのお菓子や揚げ物の衣などに使うことができます。お菓子作りや料理のの過程などで、白身だけ余ってしまったときは、冷凍してしまうのがおすすめ。ただし、必ず加熱調理をしてください。
小さな器にラップをかぶせ、その中に白身を落とし、輪ゴムで口を止めて、フリーザーバッグで冷凍します。冷凍した白身を使うと、通常の泡立てよりも早く、メレンゲができます。
■調理後
薄焼き卵を作るときがあったら、多めに作っておいて、錦糸玉子にして冷凍しておくと便利です
果物の冷凍&解凍方法
果物は凍らせて、シャーベットとして食べるのがおすすめ。暑い季節にぴったりの美味しいデザートになります
■食感が変わりやすいもの(冷凍のまま、もしくは半解凍で食べるのがおすすめ)
バナナ・いちご・スイカ・りんご・キウイフルーツ・パイナップル・メロン・柿 など
■解凍後も比較的食感が変わりにくいもの
みかん・グレープフルーツ・ぶどう など
次のページでは、ケーキや和菓子などのお菓子の冷凍保存についてご紹介します。実は、あんなものも冷凍できちゃう!?>>次のページへ