「5分なら、できそう!」といつも思うんだけど…
5分ならできると思いきや、苦手なことはなかなか続かないもの。続けるためにはどうしたらいい? |
まさに私がそのいい例。最初は意気込んで頑張るのですが、そのうち面倒になったり、飽きてしまったことも数知れず(笑)。今までできなかったことや好きじゃないことを、それがほんの5分であっても、毎日するのは決してラクではありません。簡単に続くはずがないんです。
帰ってきたときにすっきりと片付いた部屋は嬉しい。でも、掃除はあんまり好きじゃない。そんなふうに思う人でも続けられるようにするためには、例えば外から帰ってきたら手を洗うとか、寝る前にはお風呂に入るといったように、朝出かける前には掃除するという習慣を身体に刷り込ませることが必要です。
続ける秘訣は、“どの”5分なのか決めること
5分掃除を続ける秘訣は具体的にどの時間にやるのか、きっちり決めること。だからこそ、朝なんです。 |
掃除の時間は忘れたり、怠けたりしにくくなるよう、何かタイマー代わりになるものがあるといいです。例えば、毎朝時計代わりにテレビを点けていませんか。私は朝、フジテレビのめざましテレビを点けているので、それを例にとると、その中のコーナーのひとつ『きょうのわんこ』が終わったらお掃除タイム。次の番組『とくダネ!』の小倉さんが映るまでのほぼ5分、この間は他のことはさておき、とにかく掃除に集中します。
もちろんタイマー代わりにするものはラジオでもいいし、朝ごはんを食べ終えたあとや歯を磨いたあとなど、自分の行動で決めても構いません。ただし、できるだけ具体的に決めておくこと。そうすると、ちょっと面倒でも、『きょうのわんこ』が始まる頃には「やらなきゃなぁ」という気持ちになるはずです。しかも、これが繰り返されるうちに、身体が自然に動くようになってくるのも不思議なところ。
とにかく面倒なことであればあるほど、事細かに具体的に決めておくのがおすすめです。パブロフの犬じゃありませんが、朝の掃除が条件反射になったらシメタものです。
次のページでは、時間の次に大事などの場所をどんなふうに掃除をするのか。これで部屋はラクチンにピッカピカです。>>次のページへ