ビール片手にゆるゆる過ごす。夏の夕涼み

夏の夕涼み。ちょっぴりこだわりのひとり時間を過ごしてみませんか。

「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて（早朝）…」と、かの有名な『枕草子』で、清少納言は言っています。

でも、私は、夏こそ夕暮れ時が一番。昼の暑さが少し和らいできた頃、西の空はいつまでも暮れきらず、オレンジに色づいている。少しずつ少しずつ薄暗くなっていく外の様子を 眺めながらビールを飲む…なんて想像すると、もう、たまらなくなってきます。

そんな真夏の夕涼み。日本の夏を満喫するひとり時間の過ごし方を提案します。

=INDEX=
■　すだれとうちわで涼をとる
■　夏の香り。蚊取り線香
■　目から涼しさを感じる氷の器
■　ビールのお供に。定番おつまみ三種
■　キンキンに冷えたグラスに瓶ビール

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すだれとうちわで涼をとる

グラデーション和扇子　\4,200（税込） 手作りの味がある江戸扇子。うちわもいいけど、持ち運びにも便利な扇子。お気にいりをひとつ持っていると、スマートです。

夕涼みに聞きたいのは自然のBGM。セミの声や、暗くなるにつれて虫の声。エアコンは切って、窓を開けて、うちわでゆらゆら扇ぎながら、夏の音を楽しみましょう。

でも、夕暮れ時とはいえども、まだまだ暑い時間。すだれを窓にかけると、日差しはさえぎるけれども、きちんと風は通り抜けてくれます。これに霧吹きをかけておくと、さらに効果的。

すだれの隙間からほのかに差し込む光がきれいです。たまの休日、ベランダに腰かけて、沈んでゆく夕日を肴に一杯やるのも、なかなか粋なものではないでしょうか。

夏の香り。蚊取り線香

NOUSAKU/錫の蚊遣り　\5,250（税込） モダンなデザインの蚊遣り。縦置なので、場所も取りません。金・銀に次ぐ高価な金属・錫（すず）を使った、とっておきの一品。

ベランダで夕涼みをするなら、虫対策は欠かせません。夏といえば、この香り…というのはおかしいかもしれませんが、私は蚊取り線香に夏休みを連想します。白くゆらゆら上がる煙と不思議と優しい香りには、子供の頃を思い出して、のんびりとした気持ちに。

最近は、インテリアにも映えるオシャレな蚊遣りがたくさんあります。昔ながらのブタさんから、縦置きのスタイリッシュなタイプまで。お部屋に合わせて、楽しんでみるもの◎。


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