一人暮らし/一人暮らしの楽しみ方

ヒトカラ=一人カラオケでストレス解消!(2ページ目)

一人カラオケ、略してヒトカラとは何か、実体験およびカラオケショップのインタビューを敢行! 果たして、一人カラオケをする人はどれくらいいるのか、なぜするのか、癒やしなのか、ストレス解消なのか?

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

ガイドが初挑戦。一人でカラオケ実践ルポ!

カラオケ店
一人でカラオケに行ったら、どんなふうに思われるんだろう、という不安もありましたが…。
夜はお酒を飲んだあとの団体が多く、混んでいるだろうと考え、オープン直後の午前中にお店に入ることにしました。実は、私、結構へなちょこなので(笑)、「一人で入ったら、店員さんにどう思われるんだろう」などと考えてしまい、一度はお店の前を通過。もう一度戻って、中を覗くと、一人で受付をしている年配の男性を発見。「よーし」と奮い立ち、思い切って自動ドアを開けました。

まず第一関門は、受付。一人であることを珍しがられたり嫌がられたりしないかと不安でしたが、「一人なんですが」と言うと、「大丈夫ですよ」と女性の店員さんがニッコリ。必要事項を書き込んで、伝票を渡され、すんなり通過です。

ビール
部屋まで難なく入れたことに気を良くしてか、ビールまで注文。すでにヒトカラ®の世界にはまりつつあります。
2~3人用の部屋を独り占めです。次なる関門はドリンク注文。せっかくカラオケに来たならお酒を飲みたい(笑)! それこそ「昼間から女一人で…」と思われると躊躇ったのですが、ここでの恥はかき捨て。ビール、頼みました。

ただ、歌っている最中に持ってこられるのだけは恥ずかしすぎるので、それまでは歌う曲を本でチェック。「お待たせしました」と運んできてくれたお姉さんが、私一人の姿を見て、ちょっと戸惑い気味に思えたのは、気のせいでしょうか(笑)。でも、ここまで来たら、気にしません。
カラオケ
部屋の中では自分一人。誰の視線も気にせずにすむので、気分良く歌えます。
落ち着いたところで、いざ歌います。最初はおずおずと声も出なかったのですが、「どうせ誰もいないんだし、間違えても、下手でもいいし」と開き直ったとたん、そこは私の世界になりました。サビしか知らないような最新曲や今どき歌ったら引かれそうな懐メロ、キャラじゃないようなモー娘。(!)なんて入れてみたり、歌えなくなったからと途中で止めてみたり、誰の目も気にせず、マイクを独占できる。これはかなり、いや、ものすごく楽しいです。

それにしても、ヒトカラ®は忙しい。歌いながら、次に何を入れるか考え、間奏の間に歌本を繰ったり、リモコンで入力したり。ビール飲む暇もありません(笑)。

インターフォン
最初はあれだけ不安だったのに、なんと延長までしていました(笑)。1時間じゃ歌い足りません!
1時間でお願いしていたのですが、終了のお知らせがインターフォンにかかってきたときに、思わず「1時間延長で」と言っている私がいました。「一人でカラオケなんて楽しめるのかしら」と心配していたのは誰だっけ。もうすっかり、この世界にどっぷりです。

2時間たっぷり時間を使って、歌ったのは約20曲。最後には声も良く出るようになって、「ちょっと、私、上手くなったんじゃない!?」と自画自賛。やや喉が痛いですが、気分は爽快です。


ヒトカラ終了
ビールを飲みきり、マイクを置いて、2時間のヒトカラタイム終了。すでに次はいつこようか考えてしまうほど、ストレス解消のひとときでした。
終わったあとで、またもや受付が待っていますが、その視線はもう全く気になりません。ちなみに、料金はビールを一杯飲んで、二時間で994円。値段もお手頃で楽しめて、これは相当ハマルかもしれません。ストレス解消、癒し効果満点です。


次のページでは、カラオケ屋の店員さんにプチインタビュー。ガイドのヒトカラ®体験の感想もあります。>>次のページへ
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