シングル女性でマンションを購入する人が増えています。でも、いざ自分で買うとなると不安がいっぱい。そのメリット・デメリットなどを考えます。 |
「このまま一人暮らしを続けるのなら、マンションを買った方がいいのかも」と思っている人もいるのでは。そこで今回は、賃貸で暮らすのがいいのか、思い切ってマンションを買ってしまうのがいいのか、メリット・デメリットや費用などについて考えてみました。
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■ シングルでマンションを買う人が増えている理由
■ 賃貸と購入、一生涯のお金はどっちがトク?
■ マンション購入のメリットとデメリット
シングルでマンションを買う人が増えている理由
先の見えない将来はやはり不安です。一生安心して住める自分の家を用意したいと考える人も少なくないのではないでしょうか。 |
同年代のシングル仲間からも「マンションを買っておこうかな」という声がたびたび聞かれます。まずは一人暮らしの人がどういった理由でマンションを購入するのか考えてみました。
● 家賃がモッタイナイ
家賃は、いくら支払っても形としては何も残らないお金です。家賃が月8万円ならば、一年間で96万円。その他に敷金礼金や更新料などがかかることを考えると、年間で100万円以上支払うこととなります。
現在住宅ローンは低金利が続いています。月々のローンの支払いが家賃と同額程度だとしたら、資産としても残るマンションの購入にお金を支払った方がよいのではと考えてもおかしくありません。
賃貸と購入の場合のお金の比較については、次のページで詳しく紹介しています。
賃貸では難しいペットとの生活ですが、最近の分譲マンションではペットを飼うことを前提とした設備が用意されているところも多くあります。 |
高齢者の一人暮らしでは賃貸住宅が借りにくくなるという話をよく耳にします。また、年金が当てにできそうもない将来、収入がなくなる老後までにマンションのローンを完済できていれば家賃を支払う必要がなく、住む場所の確保でき、金銭面の負担も軽くなります。
借り手がつくか、売値がいくらかといった問題はありますが、何らかの事情で自分が住まなくなったときでも、貸したり売ったりすることで収入を得られれば、将来的に資産として持っている意味があるのではないでしょうか。
● 金利が低く買いやすい
以前ならシングルでは難しかったマンション購入を実現できるのは、ここ数年の住宅ローンが低金利が挙げられます。低金利がこの先も続くかはわかりませが、今ならば20~30代のごく普通の会社員でもローンが組みやすく、時期を逸するとマンションを買うチャンスを逃してしまうことにもなりまねません。
次のページでは、賃貸と購入の一生涯の住居費を計算してみました! さて、気になるお金、どのくらい違うのでしょうか?>>次のページへ