インテリア
「部屋作りってその人のセンスで決まるんでしょ?」…いえいえ、そんなことありません。ルールを知れば、誰だってオシャレな部屋が夢ではありません。
「部屋のインテリアがどうしても上手くまとまらない」という方、「私にはセンスがないから仕方がない」「元々の部屋が狭くて古いから諦めるしかない」なんて思っていませんか。

前回のガイド記事でお話を伺った『Roomsひとり暮らしの部屋づくり』副編集長・藤岡信代さん(2004年現在)によると、「インテリアコーディネートは、センスだけの問題じゃなく、ちゃんと基本のルールがあるんですよ。それを知っているかどうかで部屋づくりに大きな差が出てきます」とのこと。

そこで今回は、色使いや家具・家電の選び方などインテリアコーディネートの基本について、藤岡さんに解説していただきました。特にこれから家具や家電を購入する予定の人は、ぜひ一度目を通してからお店に行くと、失敗のないお買い物ができますよ。

部屋を広く見せるインテリアコーディネートの基本

ベッド
頑張っているんだけれども、イマイチ部屋が決まらない…。そんな人はまず自分の部屋が基本のルールに添っているか、ぜひチェックしてみてください。
インテリアのまとめ方が上手か下手かというのは、単に経験やセンスだけが問題になるわけではありません。基本のルールを知っているかどうかということも大きなポイントです。

基本のルールを知らないままに、自分の体験や感覚を元に試行錯誤しながら部屋をまとめていった人でも、最終的にはそれに沿った形に近づいてきます。つまり、最初からルールを知っていれば、そこまで苦労しなくても無駄なくインテリアをまとめていけるというわけです。

インテリアコーディネートというと難しく聞こえるかもしれませんが、どこから始めればいいのか、何に気をつければいいのかを具体的に説明します。

■狭い部屋の圧迫感をなくすためには色使いが重要
壁の色に合わせたインテリア
白いクロス壁に合わせて、家具や家電はすべて白にそろえ、カーテンやベッドファブリックも白で統一。6畳なのに、すっきりとして見えます。
(伊藤あゆむさん宅「Roomsひとり暮らしの部屋づくりVOL.11」より 撮影/佐山裕子)
インテリアコーディネートで大切なのは、色使い。特に一人暮らしのインテリアの悩みとしてよく聞かれる、狭さから感じる圧迫感は色使いによって大きく変わります。

まずは、部屋全体のベースとなる色を壁に近い色でまとめること。例えば、白の壁紙が使われていたら、家具も白っぽいものに。部屋全体がスムーズでなめらかに見え、すっきりと広い印象を与えます。

また、木目のある家具も同じような色で揃えるようにしましょう。色がバラバラだと、その部分がでこぼこして見え、一度にいろいろなものが目に入って狭く感じるようになります。

家具や、冷蔵庫・洗濯機といった大型家電は、部屋全体の色使いを大きく左右するため、インテリアを考えていく上でとても重要です。これから一人暮らしの準備に取りかかる人は、できれば壁の色に揃えること、もしくはそれぞれの色を統一することを考えながら、家具や家電を購入していくのがおすすめです。家電の選び方については、次のページでも詳しくご紹介します。

(参考記事)
インテリア上手になる近道をお教えします! お部屋の配色を考える(1)
こんなに簡単!インテリアカラーの決め方。 お部屋の配色を考える(2)

■自分のスタイルはファブリックで表現する
壁の色に合わせたインテリア
白やベージュ、茶色のトーンでベースをまとめたインテリア。アクセントになっているのは、流行の北欧調パターンのカーテンと、壁にかけたモダンなポスターです。目をひく場所に印象的なものを飾るのは、ぜひ覚えておきたいテクニック。
(山内智示さん宅「Roomsひとり暮らしの部屋づくりVOL.11」より 撮影/佐山裕子)
家具や家電で部屋全体のまとまりをつけたら、次はファブリックや小物を使って、自分のスタイルを表現していきます。

特に効果の大きいものは、カーテンやベッドカバー、ラグなどの面積の広いものです。例えばエスニック調のもので揃えたり、ポップな色のものを使ったりすることで、次第にその部屋のスタイルが感じられるようになります。あとは小物などで、さらに自分流の味つけを楽しんで。

(参考記事)
簡単センスアップ(2) カーテン選びのHowTo

次のページでは、初めての一人暮らしさんにぜひ読んでほしい部屋作りの注意点。家電や家具を買う前に!>>次のページへ