カーテン・ブラインド/カーテン・ブラインドの選び方

簡単センスアップ(2) カーテン選びのHowTo

カーテンを選ぶとき、どうしていますか?さまざまなカーテンスタイルを楽しむために、五つのHowToを考えて選ぶことをお薦めしています。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

カーテンを選ぶとき、どうしていますか?「壁紙に合わせるのかしら!それともソファーと同じ色にするのかしら!でも自分の好きな色や柄を使ってみたい!」インテリアでは、ファブリックを扱うのが一番楽しく、一番難しいものです。ここでは、五つのHowToを考えて、カーテンを選ぶことをお薦めします。



プライバシーの保護のため、覗かれないようにと窓を布で覆い隠すことを第一の目的としていませんか。ただ慣習として、レースとドレープをつけていませんか。もっとカーテンを楽しみましょう。左の写真は、T邸の玄関ホールです。この窓は、隣地の建物が接近していますが、植栽の目隠しだけでオープンにしています。

その1 窓につける覆いの用途をしっかりと絞り込みましょう
昼間の日光調節のためにつける。プライバシーの保護のためにつける。防音効果のためにつける。室温をコントロールするためにつける。外から見たときの、ステータスとしてつける。主にデコレーションのためにつける。

その2 窓の環境を考えましょう
窓があると言うことは、ガラス越しに外の景色が目に飛び込んできます。お庭や大きな樹木、隣人のお庭を借景にしたり、あるいは高層階に位置する窓でしたら、ピクチャーウィンドウとして楽しむことができます。また、目障りな建物が見えたり、隣人の視線が気になるなど、しっかりと窓環境を調べましょう。環境のプラス要素は、それを生かしてさらにプラス方向に、マイナス要素はカーテンをつけることでプラスの方向に転換しましょう。

その3 部屋の機能と方角に注意しましょう
たとえば、東南に窓がある寝室では早朝の光をさけるためには、ドレープの裏地に遮光機能のある布を使います。西側に開口がある子供室には、光の調節ができるブラインドなどが便利です。但し金属製のブラインドだけでは淋しいので、必ず柔らかいドレープなどを加えてください。多色の木製ブラインドもありますよ。北側の部屋には、寒色をさけて暖色系のカラーを選択してください。


その4 ファブリックを選ぶ
さぁ、お気に入りのファブリックを探しましょう。柄物を選ぶときは、必ず一歩下がり、全体を確かめましょう。ヒダを取ると柄が違ってきますので気を付けてください。遠くで見て、一番めだつ色がポイントカラーになります。この色でクッションなどをつくりコーディネートしましょう。無地を選ぶときは、照明に注意し、できれば自然光で確かめましょう。

その5 カーテンスタイルを決める
さまざまなカーテンスタイルがありますので、ガイドINDEXから「フアブリック・ウォールペーパー」で研究してください。その1~3をよく考えてスタイルを決めましょう。予算がないときは、布の用尺が少ない、タブカーテン・ハトメ・クリップ止めなどのヒダなしスタイルもあります。もちろん手作りカーテンもお薦めです。

<関連サイト>
ファブリック・ウォールペーパーを楽しむ空間
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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