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ロールスクリーンを洗ってみよう

引っ越し、お部屋の模様替え、大掃除の時期は、カーテンやロールスクリーンなどウィンドトリートメント(窓まわりのデコレーション)をメンテナンスする良いチャンスです。今回はロールスクリーンのメンテナンス方法をご紹介します。

執筆者:鈴木 理恵子

ロールスクリーンは自分でメンテナンス可能!

ロールスクリーンは、洗える生地なら、簡単に洗えます

洗える生地なら、簡単に洗えます

お手軽価格で人気のあるロールスクリーン。普段のメンテナンス方法は、ほこりを払うことですが、最近はウォッシャブルタイプのスクリーンも増えてきました。その場合、簡単に洗えます。時にはスクリーンを洗って、すっきりするのもいいですよ。

先日、タチカワブラインドの新宿ショールームで「ロールスクリーンのメンテナンスをしてみよう」というセミナーに参加したので、その手順をご紹介します。

まず、生地が洗えるかどうかをチェック

まずは生地が洗えるかどうか、生地の裏側についている洗濯絵表示をチェックしましょう。生地が洗えるなら、さっそくロールスクリーンを洗濯してみましょう。

【手順】
  1. ロールスクリーン本体を取り外す
  2. スクリーンを取り外す
  3. スクリーンを洗う
  4. スクリーンを本体に取り付ける
  5. ロールスクリーン本体を取り付ける

カーテンに比べると、ロールスクリーン本体を取り外すのがひと手間かかりますが、さほど難しくはありません。タチカワブラインドによるメンテナンス難易度は★2つ! それでは実際の手順をご紹介します!

手順1:ロールスクリーン本体を取り外す

ロールスクリーンの掃除手順1:ロールスクリーン本体を取り外す

ブラケットの先端を押し込んで外す

ロールスクリーンはブラケットと呼ばれる金具で設置されています。まずはこのブラケットからロールスクリーン本体を取り外します。高いところの作業になるので、足場はしっかりと確保します。巾の狭い窓の場合には1人での取り外しもできますが、両手を広げた以上に大きな窓の場合は、2人で作業をしたほうが無難です。 

手順2:スクリーンを取り外す

次はメカ部分からスクリーンを取り外します。必要な道具は、六角レンチ(3mm)。購入時の付属品です。

本体を取り外したら、平な所に置きます。そして、巻き取りスクリーンブラケットの脇についているキャップを外します。スクリーンを巻き取りパイプが見えるまで引き出します。
ロールスクリーンの掃除手順、サイドブラケットカバーを外す

サイドブラケットカバーを外す

六角レンチをブラケット脇の穴に差し込むと、巻き取りパイプが固定されます。そして、スクリーンを巻き取りパイプから外します。スクリーンはパイプの溝にはまっているので端から押さえのつば部分を引っ張るとするっと取れます。
ロールスクリーンの掃除手順、スクリーンを引き出して六角レンチを差し込んで巻き取りパイプを固定

スクリーンを引き出して六角レンチを差し込んで巻き取りパイプを固定

プルタイプの場合にはプルコードサポートを外します。
ロールスクリーンの掃除手順、プルコードサポートは後ろ側のツメを押し下げると外れやすい

プルコードサポートは後ろ側のツメを押し下げると外れやすい

スクリーン下部のパイプを引き抜きます。 
ロールスクリーンの掃除手順、ウェイトバーキャップを外すとバーが抜ける

ウェイトバーキャップを外すとバーが抜ける

これでスクリーンが本体から取り外されました。

手順3:洗濯絵表示にしたがって洗う

ロールスクリーンの掃除手順、洗濯絵表示をチェックして!

洗濯絵表示をチェックして!

洗濯機で洗えるものが増えています。洗濯機で洗う場合のポイントは、ネットに入れたり折りたたんだりしないで、そのままの放り込むこと! きれいに折りたたむと、かえって折りシワがつきやすいそう。弱で洗濯し、脱水も2~3分と短時間で済ますといいでしょう。洗い終わったら、シワをとるように伸ばして影干しします。 

手順4:スクリーンを取り付ける

取り外した反対の手順でスクリーンを取り付けます。

スクリーン下部にウエイトバーを差し込みキャップをします。この時、ウェイトバーの溝がある側をスクリーンの下側にくるようにします。次に、プルコードサポートを取り付けます。そして、スクリーンの表裏を確認します。表を上にして、スクリーン押さえをパイプの溝に押し込んでいきます。
ロールスクリーンの掃除手順、表側を上にして差し込む

表側を上にして差し込む

スクリーンの取り付けが終わったら、側面に差し込んでいた六角レンチを取り外します。急に巻き上がることがあるので、巻き取りパイプは抑えておきましょう。スクリーンを巻き上げて終了です。

手順5:ロールスクリーン本体を取り付ける

ここまでできたらあとは、ロールスクリーン本体をブラケットに取り付けるだけ。
ロールスクリーンのメンテナンス完了!

メンテナンス完了!


ブラケットに本体の溝を合わせ、カチッというまで押し上げて完成!です。
ロールスクリーンの掃除手順、ブラケットに本体の溝をはめる

ブラケットに本体の溝をはめる

今回はタチカワブラインドの商品でご紹介しましたが、各メーカーでは部品形状などが異なることもありますから、実際にメンテナンスをする際には商品のメーカーHPを確認しましょう。商品ごとの詳しいメンテナンスの方法や修理方法などが掲載されています。

カーテンやロールスクリーンなどのウィンドトリートメントは想像以上に汚れています。メンテナンスが終わったら、見違えるほど色や柄がきれいに見えますよ。

【関連サイト】
タチカワブラインド
メンテナンス関連はお客様サポートにまとまっています。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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