そろそろ年賀欠礼状を出す時期を迎えました(喪中ハガキと呼ばれているのは、一般的に年賀欠礼状のことです)。だいたい12月のはじめには、届くように出します。大事なポイントは、誰の喪のための欠礼状なのかを詳しく書くこと。そして故人や自分とやりとりがあると思われる人に出す方がよいでしょうね。

喪中欠礼・年賀欠礼の書き方

誰の喪のための欠礼状なのかを詳しく書くことです

誰の喪のための欠礼状なのかを詳しく書くことです

文面には亡くなった人との続柄を明記しましょう。

■夫の実父が亡くなった時
→妻サイドからは「義父」ですが、「父○○ ○○○」とフルネームで記入。差出人は夫婦連名に。

■差出人を妻だけにする場合

→「夫の父○○ ○○○」フルネームで、また逆に妻の実父も同じように「妻の父○○ ○○○」とされるとよいでしょう。

■差出人の名前は
独身は個人名。結婚している場合は夫婦連名が基本。


父の服喪の場合:欠礼はがきの書き方

■マナーとポイント 
「年賀」は使用しません。「年始」「年頭」「新年」とします。

誰がいつ亡くなったのかを明記します。

年賀欠礼の範囲は、配偶者、きょうだい、直系の血族、配偶者の両親、祖父母がなくなった場合です。また、受け取る側の立場に立って、文中には故人との続柄を書き入れる事が大事です。

【文例】
寒さがいよいよ厳しくなりましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。私こと本年九月に父 勝一が八十八歳にて永眠いたしましたので、年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます。

ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝致しますと共に、明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。

平成○年十二月


【文章書き換えの事例集】
父の喪に服しておりますので、年末年始のご挨拶を失礼させていただきます。

父勝一 享年八十八歳。長らく療養しておりましたが、その甲斐もなく九月一日に永眠いたしました。

年末年始のご挨拶を欠礼いたします。


母の服喪の場合:欠礼はがきの書き方

■マナーとポイント
母親を亡くすことは子どもにとって思い出が尽きません。 その気持ちを素直に書き表してはいかがでしょうか。

【文例】
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます。

本年十月に母が急逝いたしました。享年九十歳。

十分に人生を全うしたとは思いますが、やはり生きていてくれたら、
などど思ってしまいます。生前に皆様から賜りましたひとかたならぬ
ご厚情に対して、心よりお礼を申し上げます。

平成○年 十二月


【文章書き換えの事例集】
寒さ厳しい折ではございますが、皆様には変わりなくお過ごしでしょうか。

本年十月に母を亡くしましたので、年末年始のご挨拶を失礼します。
年の瀬を迎えて何かとご多忙なことと存じます。さて本年九月に母を亡くしました。

喪中でございますので、新年の賀詞を失礼いたします。


夫(妻)の服喪の場合:欠礼はがきの書き方


喪中の時は、年賀状の代わりに出すこともあります

喪中の時は、年賀状の代わりに出すこともあります

■マナーとポイント
・親しい方へには、家族や子どもの近況などをお知らせするなど、これからのおつきあいを改めて願い出てもよいかもしれません。

【文例】
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます。

八月に夫三郎、心筋梗塞にて永眠いたしました。

生前には何かと励ましていただきまして、ありがとうございました。

寒さに向かう折から、皆様にはくれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。

平成○年 十二月


【文章書き換えの事例集】
本年二月二日、夫一郎が他界いたしましたため、新年のご挨拶をご遠慮させていただきます。

本年六月に妻しづえが永眠いたしました。子宮ガンの手術は成功したと思っておりましたが、

悲しいかな、他に転移していました。生前のご厚情に対して、心よりお礼申し上げます。


寒中見舞いをかねる場合:欠礼はがきの書き方

■マナーとポイント
年賀欠礼を送っていない相手から年賀状がきた場合は、松がとれた1月15日 以降に下記の例文のようなハガキを出すとよいでしょう。喪中の時は、年賀状の代わりに出す場合があります。

【文例】
寒中お見舞い申し上げます。

お年賀のご挨拶ありがとうございました。

皆様には佳き年をお迎えなされましたご様子 心からお喜び申し上げます。

昨年7月に祖母が他界いたしましたので、年末年始のご挨拶を控えさせていただきました。

連絡が行き届かず申しわけございませんでした。

本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます。

平成○○年一月

【文章書き換えの事例集】
昨年十月に父が亡くなり喪中のため、お年始を失礼させていただきました。

生前故人が賜りましたご厚情を心よりお礼を申し上げます。

寒に入りまして朝晩の寒さが厳しく感じられるようになりました。

昨年の母の葬儀の折には大変お世話になりました。

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