そもそも暑気払いとは?

暑気払いの案内文と挨拶

わかりやすく、そして何となく行ってみたいと思わせるような具体的なひと言が添えられてあるだけだけで、印象が違うものです

「暑気払い」とは、言葉の意味としては、夏の暑さを払いのけることという意味をもちます。心身が夏の暑さに負けそうになる時季、心身を元気づけること、また暑さよけのために何かを催すことのような意味でも用いられます。

現在は、「暑気払い」と言えば、暑中見舞いの際に「暑気払いにと思いまして、ビールをお送り申し上げます。ご笑納くださいませ」のように、少しでも暑さを紛らわせるという意をこめた贈り物や、暑さを払いのけるための催し・飲み会などの意で使われることがほとんどでしょう。

さて、そこで社内や仲間内で暑気払いの会を催すことになりますと、案内状や乾杯等の簡単なスピーチを頼まれるということもあります。そのような場合の文例や注意点を見てみましょう。
   

暑気払いの案内文を出す時期は?

暑気払いの時期は、 だいたい梅雨のころから8月の上旬ぐらいまでが一般的のようです。この点では「暑中見舞い」や「残暑見舞い」と重なるものがあります。「暑中見舞い」は、梅雨明けごろから、立秋(8月8日頃)までに出すとされ、立秋を過ぎたら、「残暑見舞い」となります。

残暑見舞いは、だいたい8月いっぱいぐらいまでと言われていますが、それを過ぎてもなお暑さが続いているような場合は9月の初めぐらいまで出すという場合もあるでしょう。それに同じく、「暑気払い」も8月の上旬ぐらいまでが一般的と言われていますが、それを過ぎたらおかしいというものでもありません。

立秋前の約18日間は「夏の土用」と呼ばれ、1年のうちでもっとも暑いころとされています。その暑い盛りに相手の健康を見舞う暑中見舞い同様、暑さを払いのけ活気づけるというのが暑気払いの主旨といえるでしょう。 

参考:暑中見舞いの書き方と文例

 

案内文の必要項目は?

まずは、日時などの誤りがないように正確に記すことが基本です。ほかには、当日の会費はどうするのか、返事はいつまでに、誰あてになど、受け取った相手が困ることのないよう、記入漏れのないように記しましょう。

■案内状の基本構成
1:趣旨がわかるように、「○○のお知らせ・ご案内」のように題名を入れることも。
2:時候の挨拶
3:会の内容・趣旨
4:相手の参加を促すようなひと言
5:日時・場所・会費・出欠の返事・連絡先などの記載

これらの項目が入るものです。また、同じ会社の人同士とは言っても参加する人の予定を考えて、できるだけ早めに出すことも大切です。
 

暑気払いの案内文:文例1

平年より早い梅雨入りとなり、ここ数日の気温はもう真夏の暑さを思わせるようです。
さて、この暑さを乗り切るべく、恒例の暑気払いの会を催したいと存じます。
業務にお忙しい毎日とは思いますが、おいしい料理に冷たいビールを手に鋭気を養い、楽しいひとときを過ごすことができれば幸いです。

なお、今回は先月開店したばかりの「ビアレストラン○○」にて行います。
実はこちらの店長は高校時代からの友人でして、店長のご厚意で今回は手作りソーセージのほか、特別メニューが盛りだくさんとのことです!        
皆さんふるってのご参加を心よりお待ちしております。  


日時:○月○日(金)午後6時30分より
場所:「ビアレストラン○○」
住所:渋谷区恵比寿○丁目町1-2(JP恵比寿駅より徒歩5分)
TEL :03(0000)0000
会費:5000円(当日、受付にてお願いいたします )

お手数ですが、出欠のご返事を○月○日までに、下記、渋谷までご連絡くださいますようお願いいたします。
幹事:営業部 渋谷太郎 
TEL:03(0000)0000
E-mail:000@000.co.jp 

 

暑気払いの案内文:文例2

皆様お忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。
梅雨明けも間近なようですが、暑さはこれからが本番となりますね。
さて、この暑さに負けないように、今年も下記の通り、暑気払いを企画いたしました。
当日は近くで花火大会も催されるとのこと、レストランからの眺めも抜群です。
美味しく食べて飲んで、夏の一日を楽しみましょう!
皆さんのご参加をお待ちしております。


日時:○月○日(金)午後6時30分より
場所:「レストラン○○」
渋谷区恵比寿○丁目町1-3(JP恵比寿駅より徒歩5分)
TEL :03(0000)0000
会費:5000円(当日、受付にて)

お手数ですが、出欠のご返事を○月○日までに、電話かEメールにてお願いいたします。
幹事:営業部 渋谷太郎 
TEL:03(0000)0000
E-mail:000@000.co.jp 
 

暑気払いの乾杯挨拶:文例

本日は恒例の暑気払い、納涼会でございます。
私、本日の幹事をつとめます営業の渋谷でございます。
「暑気払い」という名前そのものに、本日皆さんの目の前には冷た~いビールと目にも涼しいさわやかな美味しい料理が並んでおります。
この暑さはまだまだこれからが本番と思われますが、みんなで暑さを乗り切って元気に過ごしてまいりまししょう、それでは乾杯!

■こんな点に注意
1:現在の天候やニュースなどの話題に応じた、時候の挨拶を述べます。
2:幹部を任されたわけですから自己紹介は必要です。毎日顔を合わせている人ばかりとは限りませんから、きちんと自分の名前を述べましょう。
3:「暑気払いとは昔は冷たいものを食すとはとは限りませんでした。たとえば、江戸地代あたりは……」のような、関連した話を加えるのも悪いことではありませんが、あまり長い講釈じみた話は禁物です。
4:会社の景気や個人の業績の話は避け、和やかな雰囲気になるような挨拶が好ましいでしょう。いずれにしても、暑さを払いのけて心身ともに元気づけるという本来の目的に合わせ、短くスマートにまとめましょう。

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