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陰陽道で考えられた悪い年令 厄年って何?(3ページ目)

厄年というのは陰陽道(おんみようどう)で説かれた考え方で、一生のうちで特定の年に災難がふりかかることが多いとされた年令のことです。その年には身を慎しむという風習があります。

執筆者:中山 隆司

●厄年の考え方は人それぞれです

<ひとこと>
ガイドはこの厄年という昔からある風習はとても大事なことだと考えます。災難がふりかかるのが多いという年というよりも人生においての筋目と考えることです。つまり、厄年は精神的にも肉体的にも疲れを感じやすい年頃に健康管理や生活スタイルなどをもう一度見直しなさいというきっかけを与えてくれていると思うのです。

男の四十二歳前後というのは本当に社会的責任も増し、精神的にも肉体的にもきつい年頃だと思います。女の三十三歳は子育ても真っ最中でそれどころではないかもしれませんが、昔は何人目かの最後の子供を生んだ頃だと聞きます。女性にとってちょうどその頃が精神的にも肉体的にもお疲れの年頃だったのでしょう。

また、厄年には新しい事業、家を建てる、結婚、引越しなどを避けるということも言われます。厄年に災難が起こりやすいなど、あくまでも根拠がないものですが、やはりそこは気になります。気になる方はぜひ、お近くの神社でお祓いをしてもらい、もう一度自分自身の健康管理などのチェックもおこなってください。でも、ご本人が意味がないと思うなら必要ありません。
 


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