手紙の書き方・文例/喪中はがき

年賀欠礼状(喪中はがき)の書き方と文例(2ページ目)

年賀欠礼状(喪中はがき)とは、近親者で1年以内に不幸があった時に、前もって年賀状をいただきそうな相手にその旨を知らせる為に出す挨拶状です。年賀欠礼状を出す時期、書き方を文例を交えてご紹介します。

執筆者:中山 隆司

近況報告には寒中見舞いを

年賀欠礼状(喪中はがき)は、近親者で1年以内に不幸があった時に、前もって年賀状をいただきそうな相手にその旨を知らせる為に出す挨拶状ですのでその他の内容(特にお祝い事など)は書かないのが基本です。その場合、お正月を過ぎた1月5日から2月3日ごろまでに出す寒中見舞いは喪中の時に年賀状代わりに出すことがありますので利用できます。ただし、年賀はがきでは出せませんので注意してください。和製はがきがよいでしょう。

また、最近ではクリスマスカードを親しい友人やお世話になった方に利用する方も増えています。その時は比較的地味な色合いのカードを選び、12月上旬に届けるようにします。

寒中見舞いの文例

寒中お見舞い申し上げます。
厳しい寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
大阪では例年になく雪が多いです……
昨年の六月に子供が生まれ……
どうかお風邪などお召しになりませんよう、体にお気をつけください。

「喪中なのに年賀状を受け取った」「喪中の人に年賀状を出してしまった」等の場合にも寒中見舞いを利用できます。

年賀欠礼状(喪中はがき)へのお返事文例

年賀欠礼状(喪中はがき)を受け取ったら速やかに返信の手紙を書きます。

ご服喪中につき年始のご挨拶は遠慮させていただきます。
お母様が急逝されたとの……
遅ればせながら、お悔み申し上げます。
ご家族のみなさまには、良いお年をお迎えくださるようこころより
お祈り申し上げます。

また、年内に返事が出せない場合はお正月を過ぎた1月5日から2月3日ごろまでに寒中見舞いとして出します。


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