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里親になることについて(4ページ目)

里親になったことのある人は少なくないと思います。でも、里親になることについて疑問を持っている人もいるでしょう。ウサギの里親になった飼い主さんからお話を伺いつつ、里親になることについて考えてみましょう。

執筆者:村田 亜衣

里親になることも検討してください

モルモットのもぐたん
2匹一度に里親になるのは考えるところかもしれません。でも、いっしょにいた子たちを別々にするよりも、いっしょに養子に迎える方がペットにとっては嬉しいことでしょう。
ペットは、ペットショップで購入するのが一般的です。でも、ペットショップで購入することだけがペットを迎える方法ではありません。ペットを飼うと決めたとき、どうぞ里親になることも検討してください。

里親になれば、もこたんのような前の飼い主さんに愛情をかけられ、人間好きに育っているペットを迎えることもできます。私が飼っていたフクロモモンガの桃太郎のような人に警戒心を持ってしまった子を迎えて、時間をかけて信頼を勝ち取ることもできます。

里親掲示板で探す場合には、ペットショップで購入するよりも厳しい条件を提示されることもあるでしょう。でもそれは、大事に育ててきたペットである証拠のようなもの。厳しい条件をクリアして里親になる資格が自分にあるかどうか考えながら、里親を探している飼い主さんと連絡を取って欲しいと思います。

kaorukoさんがもこたんを養子に決めた最大の理由はもこたんを気に入ったからなのでしょうが、前の飼い主さんのお住まいがわりと近い場所で、もこたんに会いに来てもらうことができるのも理由の1つだったそうです。厳しい条件をクリアするだけでなく、前の飼い主さんの気持ちも考えられるkaorukoさんは、もこたんだけでなく前の飼い主さんにとっても好ましい里親さんではないかと思います。

里親になればペットショップで購入するよりも安価でペットを飼うことができる、と思っている人も少なくないらしいです。でも、これは正しいとは言い切れません。ペットを飼うということは毎日のごはんにお金がかかることですし、健康管理(爪きりとかブラッシングとか)や衛生管理(トイレやケージの掃除など)のためにもお金を使います。また、健康診断や病気になった場合には動物病院にかかるお金がありますし、ついつい買ってしまうおもちゃやおやつなどには思っている以上にお金を使ってしまったりするものです。

ペット生体の費用はかからないかもしれませんが、迎えてからはお金はかかるものです。金銭的な面で不安があるならば、その不安が解消できるまでペットは迎えない方がいいでしょう。

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