文鳥ってどんな鳥さん?
文鳥と聞いて思い付くのがこの桜文鳥。 |
身体のしくみ
文鳥は鳥さん。セキセイインコやオカメインコ同様、か弱く、乱暴な扱いをしてはいけない相手です。食べたものを長い時間身体の中に置いておけない身体のしくみを持っていますので、部屋に放して遊ばせる場合には、室内は汚されるものと覚悟しておかなければいけません。文鳥の特徴とも言えるのはくちばし。インコ類と違い、まっすぐなくちばしをしています。これはフィンチ類の特徴で、十姉妹なども同じようにまっすぐなくちばしをしています。
微妙に柄のあるこの子は桜文鳥と白文鳥の子供の「パイド」です。 |
インコのような大きな声ではなく、「チュンチュン」と例えられるスズメのような鳴き方をします。決して室外に100%聞こえないほど小さい声というわけではありませんが、ご近所への鳴き声での騒音を気にして鳥と暮らすことをあきらめているならば、文鳥を検討してみるといいでしょう。
文鳥も他の鳥さんと同じで、室内での事故というのが少なくありません。鳥かごから出して室内に放して遊ばせるときには、踏んでしまったり、ドアに挟んでしまったりしないよう、注意してください。時間に余裕の無いときには室内に放すことは勧められません。ゆったりした気分で文鳥に十分な注意ができる状態で遊ばせましょう。
まっすぐなくちばしは文鳥の特徴のひとつです。 |
飼っている中に新しい子を入れる場合には、相性が合わない場合には別の鳥かごで飼えるように用意しておいてから引き合わせましょう。
文鳥はお喋りや歌はあまり得意ではありません。覚える子もいますが、覚えない子がほとんどですので、教える場合にはあまり大きな希望は持たずに教えるようにしましょう。
-->>次のページは一緒に暮らす上での注意点です。