十姉妹
十姉妹は大勢で仲良く暮らす鳥さんです。

十姉妹ってどんな鳥さん?

文鳥と同じように、フィンチ類の代表選手といえるのが十姉妹。 初心者でも飼いやすく、手乗りにもできるし、巣引き(繁殖)も楽しめる鳥さんです。

身体のしくみ

十姉妹は文鳥と同じフィンチ類。まっすぐなくちばしが特徴です。ただし、羽色(カラー)は十姉妹の方が豊富で、模様により「一文字(いちもんじ)」や「時雨傘(しぐれがさ)」、「更紗(さらさ)」、「京美人(きょうびじん)」といった日本らしい名称がついています(一文字は背中に三日月の模様がある十姉妹、時雨傘は頭と背中に丸い斑点がある十姉妹、更紗は背中に小さな丸い斑点がある十姉妹、京美人はくちばしだけが真っ黒な白十姉妹です)。

文鳥やほかの鳥類と同じように、乱暴に扱ってはいけません。また、室内に放して遊ばせるときは、室内を汚されて当然と思ってください。鳥類は、排泄物を長時間ためることができない身体のしくみを持っていますので、遊ばせている最中に排泄することがあります。

十姉妹
「十姉妹」という名前は、彼らが大勢で仲良くしている姿からついたと言われています。みなさんもペットショップに行ったら見てみてください。十姉妹の鳥かごでは誰かがいじめられたりすることなく、大勢いても仲良くしている姿が見られます。

十姉妹の寿命は約8年。けれども、10年以上生きる子も少なくありませんので、飼う場合には10年以上一緒に暮らせるかどうかを考えましょう。十姉妹は大勢で暮らすことを好む鳥さんですので、1匹で飼うことはあまり勧められません。けれども、ペアで飼えば巣引きをする可能性が高いので、十姉妹まかせにしていれば増えていくことでしょう。飼うときには、将来的に巣引きをするかどうかも考え、ペアで飼うか同性同士を飼うか決めるようにしましょう。

十姉妹は「仮の母親」としても活躍する鳥さんです。巣引きが得意な子育て名人なため、ほかの鳥さんの卵を抱かせ、育てさせることができます。ペットとして飼う場合にはお願いすることはないかもしれませんが、ほかの鳥類のブリーダーさんには、十姉妹を仮の母親として子育てをお願いすることがあるようです。

十姉妹も文鳥のように、「チュンチュン」と例えられるスズメのような鳴き方をします。インコ類に比べれば声が小さいため、ご近所への騒音(鳴き声)を気にしている方でも飼いやすいと言えるでしょう。でも、どんなに小さい音であっても、鳴き声がご近所に迷惑をかけるおそれはありますので、飼い始めたら自分からご近所の方に十姉妹を飼ったことを伝えておくといいでしょう。ご近所付き合いが円満に行えていれば、ペットの騒音による苦情はかなり防ぐことができます。

十姉妹も他の鳥さんと同じで、室内での事故というのが少なくありません。室内に放して遊ばせるときには、踏んでしまったり、ドアに挟んでしまったりしないよう、注意してください。また、時間に余裕の無いときには室内に放すことは勧められません。ゆったりした気分で十姉妹に十分な注意ができる状態で遊ばせましょう。

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