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マレーガビアル
撮影協力:札幌市円山動物園

マレーガビアル

学 名Tomistoma schlegelii 別 名:ガビアルモドキ英 名:False Gharial, Malayan gharial分 布:インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)、マレーシア(マレー半島)、タイ南部(絶滅したと見られる)全 長:3-5m

クロコダイル科のワニですが、吻が細長くガビアルの仲間に見えるため、このような名前で呼ばれているワニです。

他のクロコダイルの仲間に比べ、口吻が細長いのが特徴です。口吻には他のワニのように隆起などが見られず滑らかで、一般に暗褐色の横帯が数本入っています。

野生での生態はよくわかっていませんが、分布域では植物が多い環境を好み、そのような環境が多い湖や池沼、河川に生息しています。海水の影響がある場所では生活していないようです。

似たような形態であるインドガビアルのように、魚食性が強いようですがサルのような比較的大きい哺乳類も襲って食べた記録があります。

メスは2.5から3mほどになると性成熟し産卵を行います。卵は10cm程度の大きさで、水場に近い陸地に作られた大きな塚の中に20から60個ほど産み落とされます。卵は90日ほどで孵化に至ります。親個体は孵化後の幼体を守るような行動は知られていないようです。

皮革目的の乱獲や生息地の開発により、個体数が激減しており、野生個体は2500頭ほどしかいないと考えられています。

なお、日本国内に50万年前ほどに分布していたとされ、大阪で化石が発見されたマチカネワニは、本種と近縁で同属とされていたのですが、最近は別属とされることが多いようです。

以前に国内で、本種が違法に流通したことがあり、中には個人で飼育をしようとした人もいたそうです。ヘタしたら5mになるワニをどうやって飼おうと思ったんでしょうねぇ。まあ、CITES I で希少価値があるのはわかるのですが...

動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。

CITES(ワシントン条約)の付属書I類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識
  • ガビアルの仲間のように吻が細長いことが特徴
  • ガビアルの仲間ではない
  • 非常に個体数が少なく絶滅が危惧されている
  • CITE I 掲載種
飼育の基本情報
安易な飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません
※基本的な情報は「爬虫類・両生類800種図鑑(ピーシーズ)」および海外サイトを参考にしました。


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危険動物の飼育許可・前編
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。