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インドガビアル
撮影協力:東山動植物園

インドガビアル

学 名Gavialis gangeticus 別 名:ガビアル、ガリアル英 名:Indian Gavial, Indian Gharial, Fish-eating Ccrocodile分 布:インド、ネパール、バングラデシュ、パキスタン、ブータン、ミャンマー全 長:4.5-6.5m

現生で唯一、生き残っているガビアル科のワニです。

ガビアルの仲間は、吻が非常に細長く、特徴的な形態をしているワニで、クロコダイル科に含める場合もあります。このような形態をしたワニは現生では本種のみですが、マレー半島のマレーガビアルTomistoma schlegelii も他のクロコダイルに比較して、かなり吻が細長くインドガビアルに近縁と考えられています。

オスは成熟すると吻端がコブ状に大きく隆起し、それが「ガラ」と呼ばれる壷に似ているため、ガリアルと呼ばれるようになったようです。したがって、正しくはガリアルであり、それを聞き違ってガビアルと一般に呼ばれるようになったようです。

水の綺麗な大きな河川に生息していて、ほとんど陸上には上がらないほぼ水生種と言えるような生活をしています。ただし、日光浴は陸上でするようですが、四肢があまり強くないので大型の個体は陸上ではあまり活発に活動できないそうです。

ほぼ完全な魚食性で、水中で吻を振り回して魚を捕るため、水の抵抗が小さくなるように吻がこのような形になっていると考えられています。

メスは生後10年ほどで3m程度になると繁殖が可能になり、11月から翌1月くらいの間に交尾を行い、3-5月の乾季の間に河川の近くに穴を掘って30-50個程度の卵を産みます。卵の大きさは5.5×8.6cm程度で60-80日後に18cm程度の大きさの幼体が孵化します。メス親は孵化するまで巣を守り、孵化した幼体を口でつまみ上げて水まで運びます。

他のワニ以上に絶滅が危惧されており、生息環境の悪化が特に問題になっています。生息国では人工繁殖がさかんに行われていますが、何よりも生息環境が守られないことには本種の絶滅の危険は回避できません。

動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。

CITES(ワシントン条約)の付属書I類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 吻が細長いことが特徴
  • 唯一のガビアル
  • 本当はガリアルというのが正しいらしい
  • CITE I 掲載種
  • 絶滅の危機に瀕している
飼育の基本情報
安易な飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません
※基本的な情報は「爬虫類・両生類800種図鑑(ピーシーズ)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。