アフガンヒョウモントカゲモドキの基本情報
撮影協力:れぷれぷ
学 名:Eublepharis macularius afghanicus別 名:アフガン亜種英 名:Afghan Leopard Gecko 分 布:アフガニスタン南東部、パキスタン北西部全 長:20-28cm
ヒョウモントカゲモドキの亜種の一つです。
ヒョウモントカゲモドキにはいくつかの亜種があるとされる場合が、その場合は以下の5-6の亜種に分けることになります。
- Eublepharis macularius afghanicus ・・・アフガン亜種
- E. m. fasciolatus ・・・ファスキオ亜種
- E. m. macularius ・・・基亜種
- E. m. montanus ・・・モンテン亜種
- E. m. smithi ・・・アフガン亜種
- E. m. fuscus ・・・フスカ亜種 ※別種E. fuscus とする場合が多い
本亜種の一般的な特徴は、やや頭部が細長く、体色が白っぽい個体が多いこととされています。また背面に散在する黒色の斑紋が細かく、斑紋どうしがつながらないという特徴もあり、そういう意味ではもっとも「豹紋」に近いかもしれません。しかし、最大の特徴とされる白っぽい体色も個体差が大きく、より黄色みが強い個体なども見られるようで、おそらく生息環境の違いなのではないかと考えられています。
その他の生態等の情報はノーマルレオパの項を参照して下さい。
そもそもWCの流通自体があまりない種類ですから、亜種としてハッキリと明記されて流通することは非常に少ないです。ただし、もちろんロカリティ情報を信じ、しっかりと亜種として累代繁殖をされているファンもいますので、そのようなブリーダーの方が殖やした個体ならば安心して購入できるでしょう。
ちなみに、私はこの亜種はかなり好きです。
赤っ恥をかかない程度の知識
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アフガンヒョウモントカゲモドキの飼育方法
飼育容器小さめのプラケースでよい。通気はしっかりと行えるように工夫すること。
温度
基本の温度を25℃、ホットスポットが30℃、夜間は20℃程度まで下げる。飼育容器の床面の半分程度をフィルムヒーターを敷くことによって保温する。
照明
特に必要なし
床材
食べてしまっても無害の細かい砂などを敷く。カルシウム粉末をそのまま敷いても良い。
容器内レイアウト
シェルターと水容器を設置する。
餌
コオロギ、ミールワーム、ジャイアントミールワームなどの昆虫類、ピンクマウス。サプリメントは必須
基本的な世話
いわゆる乾燥系地表性ヤモリの飼育方法
- 朝に霧吹きをして水分を摂らせる
- 過度に乾燥させないようにする
- オス同士を同居させない
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