爬虫類・両生類/両生類・爬虫類関連情報

モエギコダマヘビ

旧ナメラ以外のナミヘビの第24弾です!!南米の緑色が美しいレアヘビ・モエギコダマヘビです!!なかなか良いネーミングです!!

執筆者:星野 一三雄

TOPヘビナミヘビの仲間>モエギコダマヘビ
撮影協力:Herptile Lovers

モエギコダマヘビ

学 名Philodryas aestiva 別 名:-英 名:Brazilian Green Racer, Common Green Racer分 布:ブラジル南西部、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北東部全 長:1.5m程度

緑色が美しい南米のコダマヘビの一種です。

有名なバロンコダマヘビと同属のコダマヘビの仲間で、細長い体型と全身が明るい緑色であることが特徴です。

一応、ブラジルの個体群が基亜種Philodryas aestiva aestiva とブラジル以外の個体群がPhilodryas aestiva subcarinatus の2亜種に分けられるとされています。

体型から樹上性であると思われますが、現地では岩の下などから見つかることもあったり、草原などでも多く見られることから、必ずしも完全樹上生活者とは言えないようです。

爬虫類食が強いと考えられていますが、野生での調査では鳥や哺乳類なども食べているようで、実際には広い食性を持っているようです。

卵生で、アリ塚などに8-16個ほどの卵を産みつけるようです。卵は2ヶ月ほどで孵化するということです。

だいたい、こういう緑色で細長いヘビというのは偏食傾向が強いイメージで、本種もトカゲ食いと思われていることが多いようです。

一見、北米のラフグリーンスネークなどと似ていますが、細いながらも1.5mくらいになるわけで、意外に迫力があるヘビでしょう。

ブラジルに多いため、流通することはほとんどありませんが、欧米で繁殖された個体が、ごくまれに流通巣ことがあるようです。

もちろん高価ですので、一般的なヘビとは言い難いでしょうが、やはり緑色のヘビというのは、いどうでいない、そして大概は美しいヘビで、本種も多分にもれず鮮やかな緑色が魅力的なヘビです。

※注意!・・・危険なヘビではありませんが、後牙類であり毒があります。長い時間咬ませたりすると毒が入ります。取扱には十分に注意をしましょう。
モエギコダマヘビ
赤っ恥をかかない程度の知識
  • 緑色の体色と細長い体型が特徴の南米のナミヘビ
  • 非常に流通することが珍しい
  • 飼育の情報はほとんどないが、飼育はそれほど難しくないらしい
  • 弱毒があるので取扱には注意するが、性格はいたってややアグレッシブらしい
飼育の基本情報飼育容器フタがしっかりとできるプラケースや衣装ケース。高さがあり通気性が高い方がいいと思われる温度25-30℃程度に保温照明特に必要なし床材ウッドシェイブなど容器内レイアウト木の枝を配して立体活動ができる方がいい。人工でもいいので観葉植物などを入れると落ち着くらしい。大きめで体全体が浸かるような水容器が必須餌冷凍マウスを解凍して与える。鳥も好むのでウズラも使うと良い基本的な世話
  • 有毒種なので素手では取り扱わない
  • など※「飼育の基本情報」は海外サイトを参考にしました。

    <おすすめINDEX>
    ヘビのコミュニティサイトfrom All About
    ヘビfrom All About

    Terra Herps.では図鑑作りへのあなたの参加を待っています!
    • 自分の持っているモエギコダマヘビに関する情報を書きたい!
    • 星野の情報はココが間違っている!
    • みなさんが提供した情報や意見を読みたい!
    そんなあなたはココをクリック!
    【編集部おすすめの購入サイト】
    楽天市場で人気のペット用品を見るAmazon で人気のペット用品を見る
    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

    あわせて読みたい

    あなたにオススメ

      表示について

      カテゴリー一覧

      All Aboutサービス・メディア

      All About公式SNS
      日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
      公式SNS一覧
      © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます