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撮影協力:Herptile Loversモエギコダマヘビ
学 名:Philodryas aestiva 別 名:-英 名:Brazilian Green Racer, Common Green Racer分 布:ブラジル南西部、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北東部全 長:1.5m程度 緑色が美しい南米のコダマヘビの一種です。
有名なバロンコダマヘビと同属のコダマヘビの仲間で、細長い体型と全身が明るい緑色であることが特徴です。
一応、ブラジルの個体群が基亜種Philodryas aestiva aestiva とブラジル以外の個体群がPhilodryas aestiva subcarinatus の2亜種に分けられるとされています。
体型から樹上性であると思われますが、現地では岩の下などから見つかることもあったり、草原などでも多く見られることから、必ずしも完全樹上生活者とは言えないようです。
爬虫類食が強いと考えられていますが、野生での調査では鳥や哺乳類なども食べているようで、実際には広い食性を持っているようです。
卵生で、アリ塚などに8-16個ほどの卵を産みつけるようです。卵は2ヶ月ほどで孵化するということです。
だいたい、こういう緑色で細長いヘビというのは偏食傾向が強いイメージで、本種もトカゲ食いと思われていることが多いようです。
一見、北米のラフグリーンスネークなどと似ていますが、細いながらも1.5mくらいになるわけで、意外に迫力があるヘビでしょう。
ブラジルに多いため、流通することはほとんどありませんが、欧米で繁殖された個体が、ごくまれに流通巣ことがあるようです。
もちろん高価ですので、一般的なヘビとは言い難いでしょうが、やはり緑色のヘビというのは、いどうでいない、そして大概は美しいヘビで、本種も多分にもれず鮮やかな緑色が魅力的なヘビです。
※注意!・・・危険なヘビではありませんが、後牙類であり毒があります。長い時間咬ませたりすると毒が入ります。取扱には十分に注意をしましょう。赤っ恥をかかない程度の知識- 緑色の体色と細長い体型が特徴の南米のナミヘビ
- 非常に流通することが珍しい
- 飼育の情報はほとんどないが、飼育はそれほど難しくないらしい
- 弱毒があるので取扱には注意するが、性格はいたってややアグレッシブらしい
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | フタがしっかりとできるプラケースや衣装ケース。高さがあり通気性が高い方がいいと思われる |
温度 | 25-30℃程度に保温 |
照明 | 特に必要なし |
床材 | ウッドシェイブなど |
容器内レイアウト | 木の枝を配して立体活動ができる方がいい。人工でもいいので観葉植物などを入れると落ち着くらしい。大きめで体全体が浸かるような水容器が必須 |
餌 | 冷凍マウスを解凍して与える。鳥も好むのでウズラも使うと良い |
基本的な世話 | 有毒種なので素手では取り扱わないなど※「飼育の基本情報」は海外サイトを参考にしました。 |
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