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モクマオウホソアオジタトカゲ
撮影協力:ペポニ

モクマオウホソアオジタトカゲ

学 名Cyclodomorphus casuarinae別 名:-英 名:She-oak Slender Bluetongue, She-oak Skink分 布:オーストラリアのタスマニア(ビクトリア州やニューサウスウェールズ州にも分布されるとするが、おそらく別種)全長:最大40cm前後 頭胴長17cmまで

オーストラリアのタスマニアに分布するスキンクです。

本種の属するホソアオジタトカゲ属Cyclodomorphus は文字通りアオジタトカゲの近縁の属と考えられていて、アオジタトカゲを細長くしたようなトカゲたちのグループです。オーストラリアに固有で8-9種を含んでいますが、属自体が否定されることもあり、その場合はアオジタトカゲ属Tiliqua に属させたり、モモジタトカゲを同じ属に属させたりするなど比較的混沌としています。

斑紋のパターン等でそれぞれの種を同定できるようですが、本種も含めて、雌雄差や個体差による斑紋の変異が多く、インフォメーションがなければ種の同定は困難であると思われます。

本種は、特に四肢が短く頭部も小さい体型が特徴で尾が非常に長くなります。成体の体色や斑紋は変異に富み、一般には明褐色から暗褐色地に不明瞭な細かいバンド模様が入ります。しかし上の写真のように全身が赤みがかる個体や全身が黒色になる個体なども見られます。また幼体時は比較的明瞭なバンド模様が入り、特に首に明瞭な黒色のバンドが入ります。

生息環境は草原に面した森林で、林床をヘビのようにうねりながら移動します。またその際にヘビのようにさかんに舌を出し入れするのも観察されます。そのため現地ではヘビと間違われて殺されてしまうことが多いと言われています。基本的に昼行性であり、日光浴もしますが活動時の体温は27-32℃程度で35℃になると石の下などに隠れてしまうようです。

食性に関するデータはありませんが、飼育下ではコオロギやピンクマウスなども食べているようで、モモジタトカゲのように巻き貝に偏食するようなことはないようです。

胎生で、現地での夏である1月くらいに頭胴長4cm前後の幼体を最大18頭ほど出産します。

モモジタトカゲに似た雰囲気を持っていて、やや地味な感じはしますが、表情などはまさにアオジタトカゲそのもので愛嬌があります。いわゆるオーストラリアの生き物が持つオーラも持っていて、思っていたよりも大きくなりますから魅力的な種類と言えるでしょう。

もちろんオーストラリアの生き物ですから流通することはなく、今回もどうやらEUで細々と繁殖されたCB個体が流通したようです。

一般の方から見れば、その地味さに考えられない高価な価格になっていますが、見る人が見れば、十分にその値打ちがあるトカゲです。

流通すること自体がかなりスゴイです。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • ホソアオジタトカゲの仲間
  • 一般的にはアオジタトカゲとは別属
  • オーストラリアのタスマニアにのみ分布
  • 胎生
  • まず流通しない
  • ヘビのような動きをする
  • モクマオウはマツのような海浜性の樹木の名前だが、生息環境とは無関係
飼育の基本情報
飼育容器60cmクラス以上の容器で床面積が広いもの
温度昼間にホットスポットのみを設置して直下を32℃程度にすれば、あとは無加温で大丈夫と思われる
照明やや弱めの爬虫類用蛍光灯を使う
床材ヤシガラ土などの保湿性がある素材。潜れるように厚めに敷く
容器内レイアウトシェルター、大きめの水容器を設置する
昆虫類で良い。馴れればピンクマウスなども食べるらしい
基本的な世話湿潤系トカゲの飼育に準ずる
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。