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写真提供:ウォーターさん |
ジョーンズヨロイトカゲ
学 名:Cordylus jonesii別 名:-英 名:Limpopo Girdled Lizard分 布:アフリカ南東部(ボツワナ南部、南アフリカ北東部、モザンビーク南部、ジンバブエ南部)全長:最大166mm 頭胴長42mm アフリカ南部に分布する小型のヨロイトカゲです。
本種はヒナタヨロイトカゲCordylus tropidosternum の亜種Cordylus tropidosternum jonesii とされることも多く、非常によく似ています。形態上の区別は鼻の穴の位置で行うようです。つまり本種は鼻の穴が鱗の真ん中に開いていて、ヒナタヨロイトカゲは鱗の後の方に開いている、ということのようです。また本種の方が腹面の鱗のキールの発達が弱くスムースな印象だということです。一般的には本種の方が吻端が短く寸詰まりであるようです。
生息域に広がるブッシュベルドと呼ばれるやや乾燥した森林域に生息し、倒木や岩の下あるいは樹木のうろなどに生息しています。また人家付近の耕作地などにも生息しています。
主に昆虫類を食べているのですが、ある季節になるとシロアリを専食し、それによって体内に脂肪分を蓄えるといわれています。
胎生で、夏に全長40mm程度の幼体を2-4頭出産します。
以前はヒナタヨロイトカゲと同様に、あるいは混同されて流通していたのですが、最近はあまり流通するのを見かけなくなってきました。流通量が少なくなったことによってか、本種の流通を待望するファンもいたりして人気が出てきているのですが、そもそもメジャーな種ではなく小型でもあるからか、それほど価格が高騰するわけでもなく比較的安価です。
ヒナタヨロイトカゲと区別がつきにくいという点を除けば、ヨロイトカゲの魅力を手軽に満喫できるトカゲと言えます。赤っ恥をかかない程度の知識- ヒナタヨロイトカゲの亜種とされることもある
- ヒナタヨロイトカゲよりも顔が短い印象
- 胎生
- 乾燥と強い紫外線が必要
- 比較的、安価だが流通量は少なくなってきた
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | できれば60cmクラス以上の容器で床面積がなるべく広いもの |
温度 | 基本は25℃程度。ホットスポット下は40℃以上、ただしケージが広い場合は50℃程度にしてケージ内に温度勾配を作る。夜間はすべての保温は止める。 |
照明 | メタハラや強い紫外線を多く含む爬虫類用の紫外線灯が必要。バスキングランプも必須。できれば直射日光で日光浴をさせる。 |
床材 | 砂をやや厚めに敷く |
容器内レイアウト | 流木やブロックなどでレイアウトしてシェルターを兼ねたバスキングスポットにする。小さめで倒れない水入れも必要 |
餌 | 昆虫食性 |
基本的な世話 | 乾燥系トカゲの飼育に準ずる毎朝霧吹きを行う※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。 |
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