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ワーナーカメレオン

学　名：Chamaeleo werneri別　名：－英　名：Werner's Chameleon分　布：タンザニア東部（ウズングエ山地とウルグル山地）全長：オス22cm　メス16cm　最大30cm

タンザニアの一部に生息する角を有したカメレオンです。

オスは吻端と両目の上に大きな3本の角、メスは吻端に1本の角を持っています。ただし角を持たないメスも見られるようです。また頭部の後縁に広がるフラップは発達し、側頭部から後頭部までを広く覆っています。

あまりハッキリとした単一の色彩ではなく、黄緑色、黄土色、緑褐色、灰白色などが混じった色で、オスの婚姻色は緑色が強くなります。また目からほほにかけて、と体側に白色の破線上のラインが走ります。

いわゆる山岳系のカメレオンで、標高1400－2200m付近の冷涼な降雨林に生息しています。

胎生で、1年に1回、8－30頭の仔を出産します。幼体は6ヶ月ほどで生殖可能になるようです。

やや小型の種ですが、オスの立派な角とフラップが、恐竜のトリケラトプスを思わせて、非常にカッコイイ種類と言えます。やっぱり、角がある生き物は男のロマンですから。

ただし、角がある山岳系の種類ということで、他種のように環境の設定がやや難しく、飼育が容易な種とは言えません。流通量が決して少ないわけでもないのですが、あまり初心者向けの種類ではないようです。

CITES（ワシントン条約）の付属書II類掲載種


画像提供：aLive

赤っ恥をかかない程度の知識

タンザニアの東部に生息する
ハッキリした緑色ではないらしい
オスは3本、メスは1本の角を持つ
胎生
いわゆる山系のカメレオンで飼育は、やや難しい

飼育の基本情報飼育容器大きいほどよい。側面をメッシュにしたガラス温室など。通気性と採光性に優れていること温度ホットスポット周辺は26℃前後でケージ内の低温部で18℃。夜間は18～20℃に下げるのが理想的照明紫外線灯とバスキングランプ。床材特に必要はない容器内レイアウト様々な太さの木の枝などの掴まっていられるものを配する。シェルターとして葉の大きい観葉植物などを多めに入れる。水入れは水として認識できる工夫をして設置餌昆虫食性。コオロギなど基本的な世話カメレオン一般の飼育に準ずる。さらに

１日に２回霧吹きをする
多湿にするが空気がよどまないようにファンなどを利用する

※「飼育の基本情報」は「Terra Pro Vol.1 カメレオンのすべて(ピーシーズ)」および海外サイトを参考にしました。

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