毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

たけのこの(筍)栄養・選び方・保存方法

春の代表的な味覚、たけのこ。鮮度が落ちるのが早いので、できるだけ早くゆでることが大事。ここでは栄養、選び方、保存方法をを紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

たけのこ

日が当たりすぎただけでも、アクが回ってしまうたけのこ。鮮度がおいしさを左右する春の味覚です


春になると、ひょっこりと土の中から顔を出して、グングンと伸びるたけのこ。掘り出したたけのこは鮮度が落ちるのが早く、時間が経つと、アクが回り始め、皮の色が黒くなり始めます。そこで、手に入れたたけのこはできるだけ早くゆでることが大事です。今回は、初めての方でも分かりやすいゆで方をはじめ、たけのこの選び方や保存方法などを紹介していきます。

たけのこの栄養のハナシ

実はたけのこの栄養面はさほど期待できません。強いて挙げるなら、整腸作用のある食物繊維と、塩分を排出してくれるカリウムが含まれています。

また、うまみ成分でアミノ酸の一種であるグルタミン酸、チロシン、アスパラギンを含み、疲労回復の効果が期待できます。

たけのこの選び方

よいたけのこの選び方
新鮮で、エグミの少ない、おいしものを選びましょう
  • 小ぶりで、ずんぐり太く、ずっしりと重みのあるものを選びます
  • 皮にツヤと湿り気があるものは新鮮です。湿った泥がついているものなどは、掘り立てでしょう
  • 根元に赤いイボイボが少ないものを選びます。
  • 頭が黄色く、開いていないものを。緑色のものは、育ちすぎて、エグミが強くて固くなっています


たけのこの保存方法

たけのこの保存。
ゆでてから保存が鉄則です
生のままだと、時間が経つにつれてエグミが増すので、買ってきたらすぐゆでましょう。ゆでたものは、水に漬けて冷蔵庫で保存すれば、1週間もちます。また湿った新聞紙やさらしに包んで、冷蔵庫保存でもよいでしょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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