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ダンダラミミズトカゲ
学 名:Amphisbaena fuliginosa別 名:-英 名:Speckled Worm Lizard, Black and White Amphisbaenian分 布:パナマから南米中部全長:30-45cm中南米に広く分布するミミズトカゲの一種です。
爬虫類と思えないような、奇異な形態で、ごく一部に熱烈なファンを持つミミズトカゲの仲間は、トカゲやヘビと同じ有鱗目に属していますが、トカゲやヘビとは別のグループであるミミズトカゲ亜目とされています。
アフリカと中南米に多く、一部が西アジアと北米のフロリダ半島に分布していますが、アジアでは見られません。現在は4科24属150種以上が知られています。
この中でアホロテトカゲで有名なフタアシミミズトカゲ科以外のすべては、四肢・外耳孔・鼓膜は退化して、目は皮下に埋没しています。また体表の色素も発達せず、白っぽい種類が多いのも特徴です。
最大で75cmにも達する種類もいますが、一般的には10-35cmくらいの大きさで、現存する種類ではコモチミミズトカゲTrogonophis wiegmanniのみ胎生で、あとはすべて卵生と考えられています。その他の生態はほとんどわかっていませんが、地中で昆虫類やミミズ等を食ったりしているようです。また卵をアリの巣などに産みつける種類なども知られています。
外見はミミズそっくりですが、動きもヘビのような「蛇行」運動ではなく、ミミズのような「蠕動」運動を行います。
一見すると、どの種も似たような形態ですが、頭部の形状がさまざまで、土の中でトンネルを掘るためのさまざまな適応が見られます。
本種はミミズトカゲの中でも、比較的古くから知られている種類ですが、国内で流通するようになったのはごく最近のことで、非常に稀な種類です。
一応、Amphisbaena fuliginosa fuliginosa 、A. f. varia 、A. f. amazonica 、A. f. bassleri およびA. f. wiedi の5亜種に分けられているようですが、詳細は不明です。
淡色一色の種類が多いミミズトカゲの仲間の中でも、黒色斑が不規則に入り、存在があるために非常に人気が高い種類です。
と、まあ、ついにミミズトカゲの仲間を掲載し始めてみたわけですが、ハッキリ言ってキモい。顔が可愛かったりするし、飼育もしやすく、何よりもコレクション性が高いから、ホビーの中の異端である両爬飼育の一分野としては十分に納得できるんですが、やっぱりキモいです。
果たして、これからどこまで掲載種が伸びるのかが、実に楽しみな分野です。ミミズトカゲマニアの方々からの画像の提供、お待ちしております!!
てか、オレも飼育したいっス。赤っ恥をかかない程度の知識- 中南米に広く分布
- 5亜種に分かれている
- 卵生
- ほとんど流通しない
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | 45cmクラス以上の容器で床面積が広いもの |
温度 | 容器下にフィルムヒーターを敷く |
照明 | 特に必要なし |
床材 | ヤシガラ土など保湿性のあるものを厚く敷く |
容器内レイアウト | 水入れを常設する |
餌 | 頭をつぶしたコオロギや刻んだピンクマウスなどを餌皿の上などに置くと食う |
基本的な世話 | 床材は湿らせすぎないようにするエサは置き餌で食うが、普段は床材の中に潜っているだけなので、コミュニケーションのため給餌はピンセットなどで直接与える方が楽しい※「飼育の基本情報」は海外サイトおよびショップの方の話を参考にしました。 |
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