今年2008年はネズミ年、というわけでそれにちなみまして、新年の記事第1号はマウス...いや、マウスの飼育はやっちゃったし...えっと...
と言うわけで、苦しいのは百も承知で「アメリカンラットスネークのススメ」を行ってみましょう!
弊ガイドサイトを以前からごらんいただいている方は、ご存じかもしれませんが、北米のラットスネークは私・星野のもっともお気に入りの外国産の両爬なんですよね。
今回は、その北米のラットスネークたちの魅力をご紹介しましょう!
ただし!!!
もう、新年だからお屠蘇気分で大暴走させてもらってます!
もちろん、趣味に王道なんてモノはなくて、それぞれの価値観で楽しめばいいのですが、今回だけは別!!私の価値観をゴリゴリ押しつけて書かせていただきマス!!
名付けて「星野流・北米駄鼠蛇道」のススメです!!
星野流・北米駄鼠蛇道・其ノ壱・魅力
まず、なんで私がそんなに北米のラットスネークが好きなのか、そして、どうしてそのラットスネークを皆様に勧めるのかの理由から話しておきましょう。と言うか、魅力ですわね。
魅力初段・・・飼育が容易
とにかくヘビ飼育は自虐への道です。一般の方からは「ヘビなんか飼って」と軽蔑され、飼ってみれば餌を食わなかったり、脱皮不全になったり。これらを自虐と言わずして何を言うのか、と。
そこで北米産のラットスネークです。
基本的に物怖じしない性格の個体や種類が多く、丈夫。さらに温帯性種ということで温度にも特別に気を遣わなくていいのですから飼育はかなり楽です。
またある程度大きくなる種が多いため、多少手荒く扱ってもへっちゃらという強健さも飼育が容易である理由かもしれません。
魅力弐段・・・格好良い
基本的に、北米のラットスネークは、実にヘビらしい容姿をしていてカッコイイです。スレンダーな胴体に存在感のある頭部。ヘビってこんなにカッコイイのか、と再認識させてくれます。また渋い体色が多く、あんまりチャラい印象がなくストイックな感じも○です。女性の中にも、北米のラットスネークが好きという方が多いのもうなずけます。イエローラットスネーク |
そんな女性にシシバナとか、ミルクスネークとか薦めたりすると鼻で笑われて一瞥されることもあるから注意が必要です。
魅力参段・・・蒐集性
あとで紹介しますが、北米のラットスネークは亜種あるいは地域個体群まで考えると、かなりのホビーとしてのタクソンがあるのでコレクション性が高いのも魅力です。かくいう私も最近は、これにハマっていますので。ずらりと並べて、全然わからない人にゴタクを並べてウンチクを語る。コレ最高。
魅力四段・・・繁殖
温帯性種でもあり、頑強、さらに雌雄の判別も楽ですから繁殖も比較的容易であり、実際に入手できるのもCB個体が中心になります。ヘビ飼育に慣れてきたら、どうしても繁殖させたくなるのは人の常です。北米のラットスネークならばそれも可能です。