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学 名:Lampropeltis getula floridana ※Lampropeltis getula brooksi が使われることもある別 名:サウスフロリダキングスネーク英 名:Brook's Kingsnake, South Florida Kingsnake分 布:アメリカ合衆国のフロリダ州南部全 長:120cm程度カリフォルニアキングスネークを含むコモンキングスネークLampropeltis getula の亜種の一つとされ、L. g. brooksi と名付けられたこともあるヘビのハイポメラニスティックス(減黒色色素)個体です。
コモンキングスネークは基本的に7亜種とされることが多いのですが、フロリダ州の個体群は斑紋パターンの多様さから亜種の分類が混沌としています。一般にフロリダ州のキングスネークはフロリダキングスネークL. g. floridana という亜種にされるのですが、南部の個体群は体色や斑紋が異なるためブルックスキングあるいはサウスフロリダキングL. g. brooksi と別亜種にする考え方があるのです。しかし、中間的な特徴の個体や同所的に見つかるために個体差と考えられて正式な別亜種ということにはならずにフロリダキングと同亜種であるとされています。
基本的にフロリダキングは体表の鱗の付け根が明色で全体的に黄色みが強いため、他亜種に比べバンド模様が不鮮明で明るい体色をしている特徴があります。ブルックスタイプは、さらにバンドが不鮮明で明るい体色をしていて、オレンジ色がかっているというのが特徴とされている個体です。写真の個体は、さらに減黒色色素ですので通常の黒いバンドになる部分が褐色になっているため、とてもカリキンと同種とは思えないヘビと言えるでしょう。
また他亜種あるいは他種との交雑も行われているようで、さらにさまざまなバリエーションを見ることができます。
その他の情報はアルビノコースタルストライプの項を参照して下さい。
むー、ブルックスキングの定義付けがイマイチわからーん!!コモンキングには赤い色素は無いはずなのに、えらく赤っぽい個体がいたり...でも、結構日本でも人気があるヘビだということがわかりました!赤っ恥をかかない程度の知識- ブルックスキングは亜種としては認められていないのが普通
- 種としてはカリキンと同種のコモンキング。亜種としてはフロリダキングと同亜種
- かなり黄色っぽい
- ハイポはハイポメラニスティックスの略
- ハイポメラニスティックスとは黒色色素が少ない色彩変異で淡くて上品な感じになる
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。 |
温度 | 特に保温の必要はないが、消化不良をふせぐためフィルムヒーターをケースの下に敷くと良い。繁殖を考えるのならば冬期に12℃程度で2~3ヶ月くらいクーリング。 |
照明 | 特に必要なし |
床材 | ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。水などをこぼした後はすぐに交換する |
容器内レイアウト | 体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。 |
餌 | 大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。 |
基本的な世話 | いわゆるナミヘビの飼育方法床材が湿って不衛生になると皮膚に水泡状のできものができて皮膚病のようになるらしいので注意する脱皮前はそっとしておくシェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材など※各種情報は海外サイトおよび「クリーパーNo.7(クリーパー社)」を参考にしました。 |
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