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ローソンアゴヒゲトカゲの飼育方法と基本知識!

ローソンアゴヒゲトカゲをご存知ですか? アガマの仲間で、昔はランキンスドラゴンという名前で呼ばれていましたが、今はローソンアゴヒゲトカゲです! ローソンアゴヒゲトカゲの産地や特長などの基本情報と合わせて、飼育方法もご紹介します!

執筆者:星野 一三雄

<目次>

ローソンアゴヒゲトカゲ

ローソンアゴヒゲトカゲ

ローソンアゴヒゲトカゲ

  • 学名Pogona henrylawsoni
  • 別名:ランキンスドラゴン
  • 英名:Lawson's Bearded Dragon, Down's Bearded Dragon, Black-soil Plains Bearded Dragon, Rankin's Bearded Dragon, Prairie Dragon.
  • 分布:オーストラリア(クイーンズランド州)
  • 全長:30cm前後 頭胴長13cm

オーストラリアを代表するアガマであるアゴヒゲトカゲの一種です。以前はランキンスドラゴンPogona brevis とされていましたが、現在は、その名前は使われません。ペットとして大変人気のあるフトアゴヒゲトカゲとよく似ていますが、全長でも半分程度と小型であり、いわゆる「あごひげ」である下顎や体側の棘状の鱗があまり発達しません。また頭部がやや大きい印象があります。

自然下ではより体色が濃い個体が多いようですが、フトアゴヒゲトカゲ同様明るい黄褐色やオレンジ色に近いような体色の個体も多く流通しています。 オーストラリアのクイーンズランド州の内陸部の特に黒土が多い乾燥した草原や荒れ地および乾燥林に生息しています。その他の生態は、ほぼフトアゴヒゲトカゲと同様のようです。

小さいフトアゴという感じで人気があり、飼育も容易で本家のフトアゴヒゲトカゲほどではありませんが、CB個体が比較的普通に流通しています。恥ずかしい話ですが、以前から「何がフトアゴと違うんだろう...?」なんて漠然と疑問に思っていたんですが、今回のお勉強でやっとわかりましたー!スッキリ!!しかし、よく行くクイーンズランドにいるんだったら、今度行くときはぜひ一度野生で見てみたいモノです!
   

ローソンアゴヒゲトカゲの基本知識

  • オーストラリア産
  • 「ランキンスドラゴンPogona brevis 」は現在、無効
  • フトアゴヒゲトカゲより小さい
  • CBが流通
  • 飼育は容易
 

ローソンアゴヒゲトカゲの飼育方法

  • 飼育容器:60~90cmクラス以上の水槽など
  • 温度:ホットスポット部は40℃、低温部は26~30℃。夜間は21~24℃にする
  • 照明:紫外線灯とバスキングランプが必要。紫外線灯はできれば複数
  • 床材:爬虫類用の砂漠の砂など
  • 容器内レイアウト:流木や岩などでホットスポットとシェルターを作る。水入れは小さめで倒れにくいもの
  • 餌:フトアゴ専用の配合飼料もあるが、基本的にはコオロギやジャイアントミールワームなどの昆虫を主食にして野菜や果実などの植物質も同量程度与える。幼体時はピンクマウスのきざんだものなどの高タンパク質も与えるとよい
  • 基本的な世話:乾燥系トカゲの飼育に準ずる

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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