TOP>トカゲ>スキンクの仲間>ヒガシオニプレートトカゲヒガシオニプレートトカゲ
学 名:Gerrhosaurus major major別 名:トウブオニプレートトカゲ英 名:Sudan plated lizard,Great plated lizard,Rough-scaled plated lizard分 布:アフリカ東部(ケニヤ東部からタンザニア、モザンビークにかけての東側)体長:全長50cm前後厳めしい名前の割に温和な性格で飼育しやすいペット向きのトカゲです。
アフリカの東側に広く分布するオニプレートトカゲGerrhosaurus major の基亜種で、別亜種として分布域の西側にニシオニプレートトカゲG. m. bottegoi が分布しています。
本亜種の属するプレートトカゲ科(ヨロイトカゲ科とする場合もある)は全身を平たい板状の鱗に覆われており名前の由来になっています。オニプレートトカゲは幼体時には黒色に金色の細かい模様が無数に入りますが、本亜種ではそれが成長に伴い全身が褐色になり模様がなくなります。ただし体色には個体差が大きく、オスは喉元が赤く染まります。また体側が灰青色になる個体も見られます。
生息環境は、やや乾燥した岩場ですが植物が生える程度の湿度はあるような場所です。自然下では臆病で危険を感じると、住みかである岩の割れ目などに逃げ込んでいきます。少なくとも飼育下では雑食であり、野生でも昆虫などの小動物から果実、植物の葉などを食べていると考えられています。
メスは通常で2個、多いときで4-6個の卵を浅い穴を掘って産卵し、卵は3-4ヶ月で孵化します。ただし日本での繁殖記録では80日前後で孵化しているようです。孵化した幼体は10-15cm程度です。
主に昆虫類を補食しますが、植物食性もあり果実などをよく食います。
絶対に名前で損をしているトカゲですが、非常に飼育もしやすくおとなしいためペットに最適と言われています。しかし流通する個体のほとんどがWCであり、安価であまり大切に扱われているとは言い難いトカゲでしょう。日本でも繁殖に成功した例もありますので、これからはもっと見直されていくトカゲであると思われます。
飼育の基本情報 |
飼育容器 | コチラの記事を参考にして下さい |
温度 |
照明 |
床材 |
容器内レイアウト |
餌 |
基本的な世話 |
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。 |
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