改正愛護法下での初のブリーダーズイベント
今回の生体の目玉の話は後にして、何と言っても今回の話題は「改正動物愛護法」下で行われた初のブリーダーズイベントであることでしょう。今回から、出展者は
・動物取扱業へ登録(届け出)をしていること
・販売時に説明書を渡して、説明をすること
・販売時に購入者は説明を受けて購入したということの確認書に署名をすること
の3点が義務づけられました。
もちろん私も、説明書と確認書を準備して行きました。
他の出展者の方たちも自作であったり、市販のものを買ってきたりと各々準備をしていました。
で、今回実際にやってみて、結論。
・イベントレベルならば説明書と確認書は自作していった方が良い
これはどういうことかというと、とにかくイベント会場で購入してくれたお客さんに説明書を渡すときが面倒なんです。ですから、いちいち説明書に「種類名」「販売者と説明者の名前」「販売個体の性別や生年月日などの情報」を書くのが大変なんです。
今回は、私は種類数も数も少なかったので、これらの記入事項をあらかじめ書いておいた説明書と確認書を作成していきました。マジでこれの方がずっと楽でした。
確認書にサインをする購入者 |
あ、それとこれも書いちゃいましょう。
なんともうれしいことに、生体の説明書に、そっくり私の「オンライン両爬図鑑 Terra Herps.」のページを使ってくれている方がいらっしゃいました。
これはうれしかったですね~。お役に立てることが一番うれしいです。と言うか、ナルホドその手があったか、と。
もしも、今後そうやって私のサイトのページを使いたいときは、ぜひご一報下さい!
・署名を書いてもらう場所を確保した方が良い
ただでさえ狭い会場というかブースで、仮に下敷きを使っても購入者の方にサインを書いてもらう作業をお願いするのは心苦しい限りでした。ですからあらかじめブースのテーブルの端の方にでもそういうスペースを準備しておくといいでしょう。レジみたいなもんです。スペースって言ったって紙一枚分の広さでいいんですから。
・アシスタントが必要
ほとんどの出展者は2名程度で参加していたので問題はなかったと思いますが、以前は私も単独で参加しようとしていたわけです。もしも今回単独だったらパニックになったと思います。今回のブースは共同出展だったのですが、一人だけボランティアでアシスタントの方が来てくれて、本当に助かりましたし。
とにかくこの3点は、これからHBMに出展される方、あるいは来シーズン以降イベントに出展される方は参考にすると良いと思います。特にブリーダーズイベントの場合は、出展者の多くは商売とは無関係で接客には慣れていない方ばかりなのですから。