TOP>カエル>半水生ガエルの仲間>チョウセンスズガエルチョウセンスズガエル
学 名:Bombina orientalis別 名:チョウセンスズガエル英 名:Oriental Fire-bellied Toad 分 布:朝鮮半島、中国東北部、沿海州全長:40~50mm最近はあまり見かけなくなりましたが、昔は夜店などでも売られていた、もっともメジャーな海外のカエルでした。
スズガエルの仲間はユーラシア大陸に広く分布するカエルで、鈴のような声で鳴くためにつけられた名前です。主に全身がイボ状の突起で覆われており、体が扁平な種類が多い、どちらかというと水生に近いカエルです。
写真ではわかりにくいのですが、日本のアカハライモリのように腹部が鮮やかな赤色をしており、一種の警戒色と考えられます。身の危険を感じると、体を反らせて腹部の赤を見せるような姿勢をとります。一方、背中側は鮮やかな緑色をしており、黒色の斑点が散在します。
さまざまな環境で見られますが、特に山地の渓流や湿地などに多く見られ、ほとんど水中で水草の間などに隠れています。春に繁殖期を迎え、メスは水草の間などに40~100個ほどの卵を産みます。卵は3~10日ほどで孵化し、幼生は12~14週間ほどで変態します。
朝鮮半島に生息するために、日本でも環境設定がしやすく飼育しやすいカエルであるといえます。毒々しいといえますが美しいカエルであるということに反対意見はないでしょう。安価で、丈夫、しかも美しいということでもう少し見直されてもいいですね。飼育の基本情報 |
飼育容器 | 水槽やプラケースを使う。水場と陸場を用意するために広めのケースが必要。跳ねることもあるので高さも必要。 |
温度 | 室温に任せて良い。夏は風通しのいいところなどに設置して温度の上がりすぎに注意する。 |
照明 | 必要なし |
床材 | なくてもよい。 |
容器内レイアウト | 水場中心のレイアウトにして、陸地を設ける。カメ用の浮島などを利用しても良い。 |
餌 | 昆虫類 |
基本的な世話 | 半水生ガエルの飼育落ち着くまではそっとしておく跳ね回る場合はフタなどにスポンジなどの緩衝材を設置する水場に観賞魚用のろ過装置を設置した方がベター※「飼育の基本情報」は「アクアリウム・シリーズ ザ・カエル(誠文堂新光社)」「ビバリウムガイドNo33(マリン企画)」および海外サイトを参考にしました。 |
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