寺・神社/東海・甲信越・北陸の寺・神社

東海・甲信越・北陸の寺・神社(3ページ目)

東海、甲信越、北陸には、それぞれに個性的な神社や寺があります。地域ごとの歴史も長く、由来を調べると興味深いです。また、門前町も多く見られ、お参りのついでに食べ歩きもできます。

吉田 さらさ

執筆者:吉田 さらさ

寺・神社ガイド

北陸地方のおすすめの神社と寺

瑞龍寺(富山県高岡市)
加賀百万石の二代目当主、前田利長の菩提を弔うために建てられた寺。江戸初期の禅宗様式の建造物がきれいに残っており、法堂、山門、仏殿は国宝に指定されています。端正な建物が並ぶ境内は、広々としてすがすがしい。夏と冬には、ライトアップと門前市が開催されます。

白山比め神社(はくさんひめじんじゃ・めは口偏に羊)(石川県白山市)
北陸鎮護の大社で、全国にある白山神社の本宮。白山はたいへん歴史の古い山岳信仰の霊山で、泰澄という僧によって開かれました。近年は縁結びのパワースポットとしても人気が高まっています。白山比め神社の本宮は白山市に、奥宮は直線距離にして30キロほど離れた白山の山頂にあります。本宮から奥宮がこれほど離れているのも珍しいですね。

永平寺(福井県吉田郡永平寺町)
禅宗の一派、曹洞宗の大本山で、開祖の道元禅師によって開かれました。広い境内には、七堂伽藍を中心として70以上の建物が並び、全国から集まった若い修行僧が、厳しい修行に励んでいます。曹洞宗は精進料理でも有名で、参道の門前町で、胡麻豆腐、永平寺蕎麦などが買えます。

若狭小浜の国宝めぐり(福井県小浜市)
小浜は古くから奈良とのつながりが深く、国宝の建造物などがあるよい寺が多くあります。平安時代などの優れた仏像もたくさんあるため、仏像マニアの聖地のひとつとなっています。おすすめは、国宝の三重塔がある明通寺、妖しい美しさの十一面観音像がある羽賀寺、迫力の薬師如来像がある多田寺などです。
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