ゴマバラトカゲモドキ [爬虫類・両生類] All About

ゴマバラトカゲモドキ

学　名：Goniurosaurus luii別　名：シナトカゲモドキ、チャイニーズレオパードゲッコー英　名：Chinese Leopard Gecko, Chinese Cave Gecko
分　布：中国（広西省、海南島）全　長：20～23cm

かつて「ハイナントカゲモドキ」と呼ばれていた、中国南部に生息するキョクトウトカゲモドキGoniurosaurus属の一種です。

背面に4～5本の黒い縁取りのオレンジ色をした横帯があり、地色の紫褐色と非常にキレイで渋いコントラストになっています。手足が長く、スレンダーではありますが、健康状態が良ければ尾もかなり太くなって迫力があります。

生息環境は岩などの隠れ家が多いやや湿った森林の林床で、夜行性です。主に昆虫やミミズなどを食べています。

得意分野です。日本のオビトカゲモドキと同じ仲間ですが、とにかく大きくて迫力があります。かつて「ハイナントカゲモドキ」と呼ばれ、輸入されてきた頃は状態が必ずしも良くないWC個体が多く流通していたために、餌付きが悪いとか飼育しにくいとか言われていましたが、最近は多くの飼育者の方々の努力から飼育しやすいCB個体が多く流通するようになりました。見かけ以上に神経も太く頑強で、何よりも美しいヤモリです。繁殖もそれほど難しくはないようなので、ぜひ国内でのCB化を確立していきたいものです。いわゆる多湿系地表性ヤモリの飼育方法

夏季の高温に注意する

過度の乾燥は禁物

狭い飼育容器での複数飼育は避ける

など

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飼育の基本情報
飼育容器	単独飼育ならば30から45cm程度のガラス水槽やプラケースでいいが、ペア以上ならば45から60cm程度のガラス水槽を使う。通気はしっかりと行えるように工夫すること。
温度	特別な保温は必要ない。
照明	必要なし
床材	ヤシガラ土など保湿性の高いものを厚めに敷く
容器内レイアウト	小さめの水容器とシェルターを設置する
餌	コオロギ・ミールワーム・ハニーワームなどの昆虫
基本的な世話
※「飼育の基本情報」は「ゲッコーの本（リアルエステイト社）」「爬虫・両生類ビジュアルガイドトカゲ２（誠文堂新光社）」および自分の経験を参考にしました。