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ヘルマンリクガメ
撮影協力:キボシ亀男

ヘルマンリクガメ

学 名Testudo hermanni別 名:-英 名:Hermann's Tortoise分 布:ヨーロッパの地中海沿岸(スペインのバレアレス諸島、南フランス、トルコ、ルーマニア、コルシカ島など)甲 長:最大35cm

地中海沿岸に分布し、昔からポピュラーなリクガメです。

2亜種に分けられておりイタリアから西の分布域はニシヘルマンリクガメT.h.hermnni、バルカン半島などの分布域の東方はヒガシヘルマンリクガメT.h.boettgeriとされます。もっとも明瞭な区別点は目の下の斑紋で、ニシヘルマンの目の下には比較的明瞭な黄斑がありますがヒガシヘルマンにはありません。EU諸国では厳重に保護されていますので、一般に流通するのはトルコや旧共産圏諸国から輸出されたWCの場合はヒガシヘルマンになります。また繁殖されたCB個体も流通しますのでニシヘルマンも目にすることはありますが、数は少なく高価です。ただし現在では飼育下での亜種間雑種と思われる個体も多く、区別がつきにくい個体も多いようです。ちなみに写真の個体はヒガシヘルマンと思われます。分布域では荒れ地や草原、森林や低木林などで深い穴を掘って生活しており、植物質の餌を摂っています。産卵数は2から12個で90から120日程度の日数を要して孵化に至ります。

もっとも日本での飼育に向いたリクガメと言われており、ヨーロッパを中心に飼育情報も多いです。ただし、日本と生息地である地中海沿岸は気候が異なりますので、日本で飼育する場合は湿度を下げてやる必要があるかもしれません。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

飼育の基本情報
飼育容器幼体は60~120cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど。通気性の確保ができるものがよい。水槽は背の低い「ランチュウケース」がベター
温度一般的なリクガメ飼育の通り。20~25℃を最低温度として、ホットスポットを準備してケージ内に温度の勾配を作る。
照明紫外線入りの爬虫類用蛍光灯など
床材湿度を保持しにくい素材のものがよい。
容器内レイアウト水入れは、幼体には常設し、成体の場合はしない。シェルターは必須。
植物食
基本的な世話飼育情報がもっとも充実しているので、とにかく本などで飼育のあらましを把握しておきましょう。
  • 冬眠は可能ですが、難しいので冬は保温して冬越しさせた方がよい
  • 冬期は一般に餌を食べる量が減る
  • 冬期の過度の乾燥に注意
  • ニシヘルマンはやや低温に弱いので注意
  • それ以外は一般のリクガメ飼育の通り
※「飼育の基本情報」は「AQUQRIUM SERIES ザ・リクガメ(誠文堂新光社)」「REPFILE VOL.2 リクガメ(ピーシーズ)」「リクガメ大百科(マリン企画)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。