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マクウォーリマゲクビガメ

そろそろネタが尽き始めた曲頚類の第11弾はオーストラリアを代表するマゲクビ・マクウォーリマゲクビガメです!

執筆者:星野 一三雄

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マクウォーリマゲクビガメ

学 名Emydura macquarrii macquarrii別 名:-英 名:Murray River Turtle分 布:オーストラリア南東部甲長:20cm 最大31cm

オーストラリア南東部に生息する、やっぱりちょっと地味な感じのカメです。

多くの亜種に分けられているのですが、上の写真は基亜種であると考えられることと、他亜種の解説ページもできましたので、基亜種の紹介ということにします。

背甲は褐色からオリーブ色で幼体時はほぼ円形ですが、成長するにつれやや横長になります。頭部の側面には黄色からクリーム色の線と下顎には黄色い斑紋がある程度の模様があるだけです。

分布域の河川の水系ごとに亜種に分けられていますが、外見等ではほとんど見分けはつきません。種としてのマクウォーリーマゲクビガメの亜種の分類および生態はヒメマゲクビガメの項をご覧下さい。

もちろんWCの流通などはないのが本当ですが、CB個体が少数ですが流通しているようです。

基本的に飼育はしやすく、餌なども配合飼料で構いません。ただし水生のカメとしては標準的な大きさになるので水場が十分に確保できるようにしましょう。

こういうのって絶対に、写真だけを見るとか、ショップで売られているのを見るとかだけじゃきっと魅力が伝わらないんだと思います。私もオーストラリアに行った時にクレフトマゲクビを見たんですが、やっぱり野生で見ると感激しますから。



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マクウォーリマゲクビガメ
写真提供:Herptile Lovers
飼育の基本情報
飼育容器60~90cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど
温度20~25℃程度に保温
照明紫外線入りのバスキングランプが必要。
ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
床材(底砂)必要なし
容器内レイアウト水深は甲長程度。陸場は流木を利用する。流木は水中にも組むこと
配合飼料でよい
基本的な世話多くの水棲傾向が強い水棲ガメに準ずる
  • 気が荒い個体が多いので、複数飼育は避ける
※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2(誠文堂新光社)」を参考にしました。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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