チャコリクガメ
学 名:Geochelone chilensis英 名:Chaco tortoise 分 布:南米(アルゼンチン北西部、パラグアイ南西部、ボリビア西部)甲 長:20~30cm 最大43.3cmケヅメリクガメにそっくりですが、尾の先端部に大きな鱗があること等で見分けられます。見る人が見ればわかるようですが、私は少なくとも写真の個体をショップで見かけた時にケヅメリクガメと思って撮影を忘れていましたよ。はい。
小種名のchilensisからチリに分布していると誤解されそうですが、チリにはいません。現地では乾燥した草原や岩場などで生息していて、サボテンなどを食べています。
かつては数多く流通していたようで、あまりリクガメに興味がなかった私もときどき見かけた記憶があります。しかし最近は流通量も少なく、どちらかというと珍しく、高価なリクガメと言えるでしょう。
流通するのが幼体であることが多いため、リクガメの中でも、やや飼育にテクニックが必要な部類です。特に、幼体は乾燥と低温に非常に弱いそうなので、しっかりとした保温と湿度管理が必要になります。
これまた行きつけのショップになんとなく置いてあったので、気軽に撮影させてもらったのですが(背景の緑色は、子供用の「ソリ」)、高価なカメだったんですね...いつもいつも宮崎ペットさんには感謝!
CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種日本での長期飼育での最適な環境がわかっていないので<おすすめINDEX>
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撮影協力:宮崎ペット | |
飼育の基本情報 | |
飼育容器 | 幼体は60~90cmクラスの水槽や衣装ケースなど。成体は最終的に部屋での放し飼いや屋外飼育。 |
温度 | 一般的なリクガメ飼育の通り。25~27℃を最低温度として、ホットスポットを準備してケージ内に温度の勾配を作る。 |
照明 | 紫外線入りの爬虫類用蛍光灯など |
床材 | ヤシガラ土などの湿度を調節できるもの |
容器内レイアウト | 水入れ、シェルターを常設する。 |
餌 | 植物食 |
基本的な世話 | |
※「飼育の基本情報」は「AQUQRIUM SERIES ザ・リクガメ(誠文堂新光社)」「REPFILE VOL.2 リクガメ(ピーシーズ)」「リクガメ大百科(マリン企画)」を参考にしました。 |