2/2 マイクロチップで計る子猫の体温 [猫] All About

直腸温と皮下の体温の違いは？

直腸で計った場合の平均体温が３８．４度の子猫の場合、マイクロチップの体温では３８．１度台でした。
このようにマイクロチップで計れる体温は、子猫によって直腸温より若干低いようです。

体温変化は？

熟睡している安静時は体温が低く、活発に動き回って遊んでいるとき～眠りに入る前は体温が高くなる事がよくわかります。
人間の赤ん坊も眠くなるとむずがり体温が上がるようですが、子猫も同じですね。

眠くなると体温が上がります

マイクロチップで計った平均体温が３７．５度台の子、３８．７度台の子、どちらも健康状態には問題が見られません。
この平均体温の差は、元々の子猫の平均体温とチップが入っている位置による差ではないかと思われます。
子猫によっては、非常に活発に動き回るタフにゃんがいたり、どちらかというとまったり寝る事が好きな子もいますので、その辺も平均体温の差に現れるのではないか、と思います。

元気よく遊んでいるときも体温が上がっています

もし、マイクロチップで計る体温を健康基準にしたいと思うのであれば、最低１週間、寝ているとき、食べているとき、遊んでいるときの体温を記録し、その子の平均体温を割り出してメモしておくと役立つでしょう。

遊ぶのは子猫のお仕事ですもの♪

健康管理のために平均体温を知っておきたいですね

子猫のライフサイクルの中では一日のうちで、２度前後体温に変化が現れています。
直腸温の方がより正確な体温がわかるかも知れませんが、毎回肛門に体温計を突っ込まれるストレスを考えると、リーダーを当てるだけで目安体温がわかるのは非常に便利だと思います。
マイクロチップを入れる事にためらいがある方も、もし体調不安や持病を抱えている猫がいる場合には、体温を計る目的でライフチップの挿入を検討してみてはいかがでしょうか？

ちなみに、リーダーは動物病院にお願いして取り寄せていただくことが可能です。
我が家は36,750円（税込）で購入しました。