マイクロチップに関する動物病院アンケート-前半はこちらから

Q.マイクロチップに関しての先生のご意見は…?
当院でのマイクロチップは半数以上の方が海外渡航を目的に行います。
以前は当院付属ペットショップで全頭にライフチップを装着してから販売しておりましたが、飼い主様からのニーズが少なかったため、一年ほどで中止しました。
そろそろもう一度ペットショップでの販売時にインフォームして見ようと思っています。
私個人の意見としてはマイクロチップのメリットは迷子のときに見つかることはもちろんですが、今後、飼い主の身元をしっかりさせることで、感染症発生時の対応、販売業者の個体管理などに利用可能だと思います。
チップ自体は20年以上前のものでいまだにアナログなのです
これからは ICチップにするべきだと思います  
理由はマイクロチップ リーダーで読み取っても番号だけ表示されるだけで 登録センターに照会しないと飼い主の情報が得られないのです
ICチップにすると瞬時に読み取れるのです
さらに 病気 避妊手術の有無など 埋め込んだ後からも書き込みが出来るのです 
ただし マクロチップは世界中に普及していてリーダーがICチップに対応できません
早急に両方読み取れるリーダーを開発して安く供給出来るようして欲しい
コストのかかることなので、普及させることが難しい
居場所がわかるものなら入れるという飼い主が多い
価格でしょうね。それ以外はありません。当院は避妊去勢費用を安くしていることもありノラ猫のそれが非常に多いのですが、そういった仔の識別に使えたらよいと思います。千円くらいで登録までできるとうれしいですよね。是非普及促進して頂いて価格を下げるように運動して下さい。登録費用も高いですね。
適正飼育の意識を高めるために、ぜひ法律で義務にしてほしい。
マイクロチップも大切ですが、犬に関して”狂犬病予防接種の重要性””激安ワクチン・予防接種の安全性”についてのほうが今の平和ぼけしたこの国には必要なことではないでしょうか?
飼い主の責任と存在を示すアイテムのひとつと考えています。また今後、認知度が上がって普及すれば迷子などの検索に役立つと思います。
個体識別のため、普及させるべきとは考えるが、法規制が無ければ普及は無理と思う。
登録機関の統一、リーダーの普及等またまだ環境整備が不十分と思う。
より啓蒙活動が必要と思うが、狂犬病注射業務が市町村に移行されてから、狂犬病予防の啓蒙がより希薄になってきており、犬ではマイクロチップの意味が薄れていると思う。
個体によっては麻酔しなけれ挿入できない。
犬の登録に採用すべきだと思う。
規格を統一してほしい。(メーカーによって違いがある、など)メリットはたくさんあると思うが、規格の統一がないとマイクロチップを装着していても意味のない物になってしまうと思う。例えば装着している猫が行方不明になっても行き着いた土地でスキャンしてもらえるとも限らないし、メーカーが違えば反応しないので、結局身元が分からない。
リーダーが普及していないので、今は製薬会社から借りている。
マイクロチップを入れるときは、前もって連絡をしてリーダーを郵送してもらわなければならない。
マイクロチップ自体は非常に有効なものだと思いますが、現在の所各機関(愛護センターや警察、動物病院)すべてにリーダーが装備されていないのが現状で、これらの機関にリーダーが装備されて始めていい方向に動き始めるのではないかと考えます。
IDチップが日本で普及するために、既に起こっている問題は以下の通りである。
1)動物を登録管理する機関が複数で、かつ、そのうち1つは1企業体に過ぎない。
2)ISO規格であるかどうか、というIDチップの条件が曖昧ではっきりしない。結局これは、海外からの帰国検疫についてなのだが・・・・。
つまり、問題は「動物にとっての利点不利益」ではなく、制度の不十分さにある。その理由は、農水省と環境省が連絡を取り合わずにIDチップを利用している点が大きい。また、動物の登録制度を最初から一本化できなかったのも、この制度の欠陥に拍車をかけている。
こういう雑誌を作っている方にお願いしたいのは、「猫にとってどうこう」というような個人的な視点ではなく、制度やシステムの欠陥についての正確な情報を提示し、飼主側(つまり、制度の利用者側)から、こうした不備を改めるような発言をできるような下地を提案してもらいたい、ということ。飼主のコンセンサスを得た提案なら、行政も企業も受け入れざるを得ないはずなのである。いつもいつも「猫ちゃんにとってどうこう」という、ガキみたいな視点に基づいた情報ばかり流されているのには閉口している。いい加減にしてもらいたい。
IDチップに関する当院の解説は、当院HPに掲げられている。当院では、去勢・避妊手術のオプションとして提案し、受け入れられつつある。しかし、これも2006.6月施行の動物愛護法の後押しがあればこそなのである。「法律で、動物の所有者の明示が義務化されますよ、それにはIDチップが一番簡単確実ですよ」という説得には誰もが反応する。その埋め込み料金の一律化等の話も当然出てくるであろう。しかし、こうした提案や発言は飼主側から積極的になされなければ、どうにもならない。動物医療や動物関連の業種については問題山積だが、結局飼主が何もしないから、問題が放置されるのである。なにかさせる力の元は「正しい情報」に尽きる。正確な情報を提示してもらいたい。

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