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東大生と京大生の学生生活比較(2ページ目)

せっかく合格した大学。首都圏や都会で下宿をする子供にどれだけの仕送りが必要なのか。また生活費はどの程度いるのかを考えてみよう。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

京大生の学生生活

では、西の京大生の場合はどうなっているだろうか。京大も東大と同じような学生生活実態調査を毎年行っている。2008年度版によると、出身地としては過半数が近畿圏内で、関東、東北、北海道の出身者は合計しても12.6%に過ぎない。

京大の場合、自宅外生は約7割で、その内約89%がアパート、マンションに住んでおり、一人住まいは約91%にのぼる。やはり、ここでも苦学生のイメージはない(学部生の必要生活費は、自宅と自宅外生を合せた数値しか出ていない)

・京大生の生活費約11万2千円(自宅生と自宅外生の平均)
・家庭からの仕送り約7万円(自宅生と自宅外生の平均)

その内家庭からの仕送りが約7万円となっている。学生に優しい街と呼ばれる京都、東京よりは生活がしやすいのではないだろうか。アルバイトをした学生の割合も東大に比べて低く、学部、大学院を合せて31.5%に過ぎない。

自分の子供が第一志望の大学に入ってくれたのはうれしいが、まだまだ安心はできない。大学の4年間にはかなり高額の費用が必要になってくる。人生で子供を育てる作業はまさに大事業だと言えるだろう。



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