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東大生と京大生の学生生活比較

せっかく合格した大学。首都圏や都会で下宿をする子供にどれだけの仕送りが必要なのか。また生活費はどの程度いるのかを考えてみよう。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

東大生の学生生活いくらかかるのか

国公立大の平成19年度の授業料標準額は昨年2007年と同額の535,800円。一般の私立の文系学部のほぼ半額に過ぎない都会での学生生活は、かなりのお金がかかる。両親にとっては相当の負担になるだろう。しかし、具体的にどの程度のお金が必要なのだろうか。

東京大学が毎年行っている東大学生実態調査(2006年度版)によれば、毎月の生活費は以下のようになっている。

・東大生の生活費(自宅生)約6万8千円
・東大生の生活費(自宅外生)約15万円
・家庭からの仕送り(自宅外生)約11万円

東大生の場合、予想通り関東圏出身者の割合が多く、約56%。自宅外生の生活費の内訳の内、住居費6万8千円が大きい。さすがに東京は下宿費が高い。また、およそ7割の学生がバス付きのアパートやマンションに住んでいる。アパートでバスなしに住んでいる学生がたった約3%であることを見ると、昔の苦学生のイメージはない。また伝統の東大学生寮は約7%となっている。

東大生の仕送りはおよそ11万。アルバイトをしている学生は、約80%でその用途は50%が生活費となっているが、親の負担は大きいことが分かる。

>>次に京大生の場合はどうだろう?>>
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