をけら詣りをしなくちゃ 京都のお正月は来ないのだ をけら詣りの人で賑わう八坂神社境内 一方、知恩院の隣の八坂神社では、大晦日の夜から元旦の早朝にかけて、をけら詣りが華々しく行われています。をけらとは、菊科の植物の一種で、これを燃やした火を、吉兆縄と呼ばれる縄に移し、家に持ち帰っておくどさん(昔の家の土間にあったかまど)にくべ、それで元旦のお雑煮を炊いて食べると、一年間無病息災とのいわれがあります。 お守りや破魔矢を買う人でごった返す売店 今では、おくどさんのある家はあまり残っていないので、主に火をもらうだけです。火を移した縄は、くるくる回していないと消えてしまうので、境内を埋め尽くす人々が、あっちこっちで振り回しています。周辺の道路にも、縄を回す人々があふれ、真夜中にもかかわらず、妙に明るい。円山公園には、出店やストリートパフォーマーも並び、夜明けまで大騒ぎが続くのです。 ●京都の宿坊に泊まって年末年始を過ごす方法については、こちらの本もご参照ください。 「お寺に泊まる京都散歩」改定新版 ■All Aboutで「毎月の家計」について、アンケートを実施中です! 回答いただいた内容をAll About記事企画の参考にさせていただきます ※毎月5名の方にAmazonギフト券1000円分をプレゼント ・「毎月の家計についてのアンケート」に回答する 前のページへ 1 … 3 4 5 ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。 更新日:2008年12月20日