謹賀新年。初詣人気ナンバーワン、明治神宮にて |
新年あけましておめでとうございます
本年もがんばって神社、寺めぐり。メジャーなお寺も穴場の神社も、あちこち訪ねて、皆様によりよい情報をお伝えするように努めますので、末永く、よろしくお願いいたします。さて、今年の初詣はどこに行きましょう。いつものように、近くの神社に行くか、それともちょっと遠出してみるか? どんなふうにお参りすれば、新しい年に、よい運を授けていただけるのでしょうか?
まずは、初詣に関する基本講座から。あなたはどれだけ初詣について知っていますか?
大阪の初詣人気スポット、住吉大社 |
Q1
そもそも、初詣にはどんな意味があるのですか?
昔の日本人は、しょっちゅう神社仏閣に出かけてお参りをしました。その中でも、一年の最初のお参りを初詣と言います。神道は季候が安定して農作物がよく実ることを基本的な願いとするため、一年クールで物事を考えます。したがって、新年=新しい命の始まり、ということで、年の始めにお参りすることは、たいへん重要な意味を持ちます。福岡の初詣人気スポット、太宰府天満宮 |
Q2
初詣は神社に行くことが多いですが
お寺に行ってはいけないのでしょうか?
お寺に行ってもかまいません。関西では、主に神社に行くようですが、関東では、お寺に行く人もたくさんいます。ちなみに、2006年の正月三が日の参詣者のランキングは、以下のとおりです。(警視庁の発表による)
千葉の初詣人気スポットの成田山新勝寺。関東ではお寺に行く人も多い |
成田山新勝寺 (千葉県)275万人
川崎大師(神奈川県) 272万人
伏見稲荷大社(京都府) 269万人
熱田神宮(愛知県) 232万人
住吉大社(大阪府) 226万人
浅草寺(東京都) 220万人
鶴岡八幡宮(神奈川県) 213万人
太宰府天満宮(福岡県) 193万人
氷川神社 (埼玉県)187万人
東京とその近郊では、上位のうち、成田山新勝寺、川崎大師、浅草寺の三つがお寺です。一方、関西方面では、上位にお寺はありません。
初詣の三大人気スポットとその参道の楽しみ方についてはこちらをごらんください。
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