寺・神社/東海・甲信越・北陸の寺・神社

古代日本の謎解きツアー 諏訪大社前編(5ページ目)

古代日本の謎を解く鍵は、歴史の古い神社とそこに祀られた神様にあります。信州の諏訪大社にも、日本という国の成立や、それ以前の縄文文化についてのミステリーがいっぱい。

吉田 さらさ

吉田 さらさ

寺・神社 ガイド

お寺、神社、仏像、宿坊に関する単行本と雑誌記事をメインとして執筆と写真撮影をしています。「散歩の達人」、「一個人」、「文藝春秋」。「クレア」など、幅広い読者層の雑誌に執筆経験あり。朝日カルチャーセンター新宿校にて「吉田さらさのふわり寺町めぐり」など、各種講座も開催中。

...続きを読む

すみません。話が長くなりすぎるので、
上社の謎は、次回の記事で詳しくお伝えします

ここまでひっぱったところで申し訳ないのですが、この後も話はさらに続き、縄文時代にまで遡ってしまいます。このままだと、どえらいページ数になってしまうので、今回はここまで。

次回の記事では、諏訪大社の神様は、もともとはタケミナカタさんではなく、もしかすると、縄文時代以来、この地で信仰されていたミシャグジという神様である、というお話をします。また、下社の春宮の近くにある、謎の巨大石仏についてもお話します。

予告編として、その巨大石仏「万治の石仏」の写真をお見せしましょう。これは、石仏マニアの人なら一度は見てみたい逸品で、かの岡本太郎先生も、こよなく愛されたとか。
岡本太郎さんも愛した万治の石仏
わたしも長いこと、この万治の石仏を見たくて見たくて、今回ようやく実現しました。畑の真ん中に忽然とその姿が現れたときには、岡本先生に倣って「芸術は爆発だ!」と叫びました。それほど、この石仏はインパクトがあるものです。


下社、秋宮の近くで食べた蕎麦。信州では、とにかく蕎麦ばかり食べていた
●テラタビスト吉田さらさは、このごろでは、ジンジャーと呼んで欲しいほど、神社と神様の面白さにハマっています。

これまでの神社関係の記事。

●江の島の江島神社
天照大神と弟のスサノオの間に生まれた3人の美人神様の謎

●奈良 山の辺の道の石上神宮と大神神社
日本最古の官道沿いにある日本最古級の神社には謎がいっぱい。

●東京 御嶽山の御岳神社
天孫ニニギノミコトが面食いだったために起きた悲劇をテーマにしたお神楽が舞われる。

●「神社、寺めぐり」では、毎月2回、メールマガジンを発行中です。ガイドが最近旅した時のエピソードなどを添えたコラムや、今後、取材する予定の神社やお寺の情報をお届けします。購読を希望される方は、下記よりお申し込み下さい。

※現在停止中※
「神社、寺巡り」メールマガジン申し込み、バックナンバー一覧

たくさんの方の申し込みを心よりお待ちしています。
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます