美しい夜都伎神社

ここから先は、古墳また古墳。そして、夜都伎神社があります。屋根の美しい秀麗な神社で、春日大社の4神が祀られています。ここも何だか、神の気配が色濃い感じがしますね。
コンパクトだけどとても美しい夜都伎神社

弘法大師が開いた長岳寺

心癒される池のある長岳寺
長岳寺は、九世紀に弘法大師が開いた寺で、藤原時代の美しい仏像があります。そのご由緒は十分に古いのですが、周囲にもっとずっと古いものがあるだけに、ずいぶん最近のもののように感じます。

「平安時代なんて、大和朝廷にくらべれば、ごく最近だ」
そう思わせてしまうのが、奈良の奥深い魅力です。
そして、その魅力が凝縮されたのが、ここ山の辺の道なのです。

こちらのご本尊は阿弥陀如来。脇待の観音菩薩、勢至菩薩も、片足を垂らした珍しい形で、見ごたえのあるものです。普段のわたしなら、この素敵な阿弥陀三尊像の前に座り込んで30分は動かないところなのですが、ここ、山の辺の道では、お寺より神社が優勢という気がして、先を急ぎます。

檜原神社は
伊勢神宮のルーツ

檜原神社はこの先にある大神神社の摂社で、天照大神が祀られています。天照大神と言えば伊勢神宮ですが、実は、天照信仰の地としてはこちらの方が古く、その後、伊勢に移されたのだとか。そのためここは、元伊勢とも呼ばれます。
檜原神社も大神神社も、この大注連縄が特徴です
こちらの神社は、鳥居があるだけで、本殿も拝殿もありません。なぜなら、この神社やこの先の大神神社は、背後にある三輪山そのものをご神体としているからです。

次のページは、いよいよ、日本最強のパワースポット、大神神社と、神が棲む山、三輪山に向かいます